2013年12月30日月曜日

2013年のShoPro Books刊行作品を振り返る

こんにちは!

今年も残りわずかですね。皆さまにとってはどのような一年だったでしょうか。我々にとっては、例年以上にアメコミの日本語版を紹介できた一年でした。これもひとえに読者さんのおかげであります。ありがとうございました。

今回は、2013年に出版した作品を振り返ってみたいと思います。「あ~このコミックが出ていたとき、自分はこうだったよな」とか「へえ~こんなの出版してたんだ」など、皆さまも下記のリストを見ながらこの一年を振り返ってみてくださいね。さらに、気になるコミックがあれば、ぜひこのお正月休みにご一読してください!

それでは、今年の1月の作品から見ていきましょう!


【2013年 1月】

『スパイダーマン:ブランニュー・デイ 2』
ボブ・ゲイル[作] フィル・ヒメネス[画] 高木亮[訳]
定価:2,000円+税

スパイダーマンの新たなる戦いを描く、“ブランニュー・デイ”シリーズ第2弾!!
ヒーロー活動を再開したスパイダーマンの前に、相も変わらず次々と災難が降りかかる! 身に覚えのない連続殺人事件の容疑者として警察に追われる一方で、ニューヨーク市民を脅かす新たな怪人フリークが登場! しかも、フリークは倒すたびに、どんどん強くなって復活するのだ。さらに、ニューヨークに季節外れの大雪が降り積もり、それとともにマヤ文明の狂戦士が出没する。ウルヴァリンが援護に駆けつけるが、それはむしろ火に油を注ぐ結果になり……。悩み多きピーター・パーカーに安息は訪れるのか!? クリス・バチャロのウルヴァリンも必読!

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『バットマン:梟の法廷 (THE NEW 52!)
スコット・シュナイダー[作] グレッグ・カプロ[画] 高木亮[訳]
定価:2,000円+税

DCユニバースの設定を再構築させ、リニューアルさせた“ニュー52"シリーズ。そのシリーズ大本命の「バットマン」誌が満を持しての登場! 記念すべきバットマン第1巻。アメコミ初心者、必読です!
ゴッサムの片隅で殺人事件が起こった。現場に駆けつけたバットマンは「ブルース・ウェインは明日死亡する」という不穏なメッセージを目にしてしまう。その予言どおり、バットマンは暗殺者に命を狙われてしまう。さらに謎の組織“梟の法廷"の罠にはまり、迷宮に閉じ込められてしまうのだが……。はたして、バットマンはこの謎が解けるのだろうか? ナイトウィング、ティム・ドレイク、バットマンの息子ダミアンなどバットファミリーが総出演する本作は、リニューアル第一号にふさわしい作品です。また、コミックの限界を超えた奇抜な演出も必見!

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●アメコミとは関係ありませんが、NHK大河ドラマ『八重の桜』の放送が始まったのが今年の1月ですね。大河ドラマが終わると「あ~今年も一年が終わるんだな」と感じてしまいます。さて、2013年最初の作品は、ニュー52シリーズのバットマン第1巻『バットマン:梟の法廷』と現在も後続の物語が続いているスパイダーマン作品『スパイダーマン:ブランニュー・デイ 2』でした。バットマンは、リランチ後初の作品ということでたいへん注目されました。日本でも刊行後、すぐ重版がかかるなどの人気ぶりで、今後も追いかけていきたいシリーズのひとつです。


【2013年 2月】

『スパイダーマン:ブランニュー・デイ 3』
ダン・スロット他[作] マルコス・マーティン他[画] 高木亮[訳]
定価:1,900円+税

スパイダーマンを再起動させた“ブランニュー・デイ"シリーズ、最終巻。スパイダーマンというキャラクターが併せ持つ「コメディ的な要素」と「ドラマチックな要素」を巧みに表現したライター陣が贈る、真のスパイダーマンの物語がここに!
意中の女性メリー・ジェーンが戻ってきた。だが、彼女のハートを射止めたのはスパイダーマンことピーター・パーカーではなかったのだ……。さらに事件は起こった。信じられない容姿をした妖女ペーパードールが次々殺人を犯し、ニューヨークの街が騒然となる。彼女の正体とは? 目的とは? はたしてスパイダーマンは妖女ペーパードールを倒すことができるのか!?

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『ダークナイト:姿なき恐怖 (THE NEW 52!)
ポール・ジェンキンス[作] デイビッド・フィンチ[画] 高木亮[訳]
定価:2,000円+税

邪悪な何かがやって来る……「ダークナイト」誌“ニュー52”シリーズ第一号、初邦訳! バットマンのもうひとつの冒険を描く「ダークナイト」誌の“ニュー52"が早くも邦訳化!
監獄アーカム・アサイラムの囚人たちの血管のなかで、禍々しき毒が目覚めた。溢れんばかりの狂気と怪力に酔いしれた彼らが、ゴッサムシティに混沌をもたらす。闇の騎士バットマンはあらゆる手段を使って一般市民を守り、事件の黒幕を突き止めなければならない。トゥーフェイス、スケアクロウ、ベイン、梟の法廷……バットマンは強敵たちの絶え間ない猛攻撃に耐え得ることはできるのか……。超大作映画並みのストーリー展開と超ド迫力のアートに圧倒されること間違いなし! 新シリーズ“ニュー52"世界の始まりでもあるので、『バットマン:梟の法廷』とともにバットマンの入門書にふさわしい一冊です。

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●漫画つながりですと、1959年に創刊した漫画雑誌『漫画サンデー』(実業之日本社)が休刊となり、54年にわたる歴史に幕をおろしたのが今年の2月でした。安倍晋三首相がアメリカのオバマ大統領との初会談も2月でしたね。オバマ大統領といえば、11月に刊行した『スパイダーマン:エレクション・デイ』の短編に登場していますので、ぜひご一読ください。その前にぜひとも読んでいただきたいのが、2月に刊行したBNDシリーズ最終巻『スパイダーマン:ブランニュー・デイ 3』。伏線がまかれたBNDシリーズですが、これからどんどん回収されていきますからお楽しみに!


【2013年 3月】

『スーパーマン:アースワン』
J・マイケル・ストラジンスキー[作] シェーン・デイビス[画] 高木亮[訳]
定価:2,000円+税

新たなる時代の《鋼鉄の男》――あなたはまだスーパーマンの本当の物語を知らない。
主人公クラーク・ケントは普通の人間ではない。空を飛び、壁の向こうを透視し、見つめるだけで物を燃やすことができる。まさに「人間界に降臨した神」である。しかし彼は孤独であり、生きる目的もない。ほとんどの青年がそうであるように、人生で何がしたいのかもわからない。なろうと思えば、なんにでもなれる。自分のパワーと正体をうまく隠しさえすれば……。だが、異星からの侵略者によって地球存亡の危機に晒されたとき、クラークは人生最大の決断を迫られる。平凡な人生を歩む可能性を捨てて自らの正体を世間に公表するか、それとも世界を滅亡させるか。クリプトン星の最後の生き残りは、母星を滅ぼした異星人の魔の手から地球を救うことができるのか?

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『バットマン:アースワン』
ジェフ・ジョーンズ[作] ゲーリー・フランク[画] 高木亮[訳]
定価:2,000円+税

新たなる時代の《闇の騎士》――あなたはまだバットマンの本当の物語を知らない。
敵と味方の境界線が曖昧なゴッサムシティで、闇の騎士になろうとするブルース・ウェインの前途に、かつてないほどの困難が立ちはだかる。復讐に燃えるブルースは両親を殺した真犯人や、犯罪者を野放しにする汚職警官に罰を与えることを誓い、狂気に満ちた自警団活動に乗り出す。もはや誰も……アルフレッドですら彼を止めることはできない。ブルースの運命はいかに!? 本書は、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー・リストにランクインした『スーパーマン:アースワン』の系譜に連なる第2弾として出版されました。パラレルワールドであるアースワンにおいて、作家陣が「闇の騎士」の新たな神話を創造した描き下ろし作品。アメコミおける長い歴史や過去の設定や常識などは無用。アメコミ初心者にも気軽に読めるバットマン作品の一つです。

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●3月は第3回にあたる「2013 ワールド・ベースボール・クラシック」が開催されました。ちなみに各地域で使用されている10種類の交通系ICカードの相互利用が開始されたのも3月でした。西の方へ出張に行ったとき、SuicaやPASMOが使えて驚いたことを思い出します。さて、3月に刊行した“アースワン”シリーズなのですが、設定がリニューアルされた“ニュー52”を刊行した直後なだけに、バットマンとスーパーマンをリメイクした本シリーズを刊行することにより、読者が混乱するのではないかと悩んだのですが、アメリカでの単行本の出版から時間をあまり置きたくなかったので、このタイミングで刊行させていただきました。


【2013年 4月】

『JLA:逆転世界』
グラント・モリソン[作] フランク・クワイトリー[画] 高木亮[訳]
定価:1,800円+税

逆転世界――そこは悪が正しきものとして存在する世界。スーパーヒーローチーム“JLA"の鏡像CSA(クライム・シンジケート・オブ・アメリカ)が暗躍する!
ここは善悪が逆転した世界。ウルトラマン、オウルマン、スーパーウーマン、パワーリング、ジョニー・クイック……彼らは世界最悪のスーパーヴィランであり、かの有名なCSA(クライム・シンジケート・オブ・アメリカ)の面々である。彼らの悪行は世界の隅々にまで行きわたり、その素晴らしき悪の帝国が揺らぐことはなかった……。だか、CSAを脅かす者たちが現れた。CSAの歪んだ鏡像が異次元の世界からやって来たのだ。彼らの名は“JLA(ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ)"。はたしてCSAは、ジャスティス・リーグと名乗る集団を倒すことができるのか、それとも難攻不落の悪の帝国は、法と正義と自由という名の「暴力」の前に崩れ去ってしまうのか? 勝敗の行方はどちらに!? 『バットマン:アーカム・アサイラム』の奇才グラント・モリソンが描く奇怪な物語。

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『JLA:バベルの塔』
マーク・ウェイド[作] ハワード・ポーター[画] 高木亮[訳]
定価:1,900円+税

横たわるJLAメンバーのなかで一人佇む無表情のバットマン……彼は敵なのか、味方なのか!?
DCユニバース最強のスーパーヒーローチーム、ジャスティス・リーグ(JLA)。スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン、アクアマン、グリーンランタン……彼らは地球を守るため、日々悪と戦っていた。だが、彼らの中には「もしJLAが正義を犯す行為をしたときに誰がそれを制するのか?」と疑問を持つ者がいた。彼はそのような緊急事態が起こったときのためにJLAを制する秘密のファイルを作成していた。しかしその重要なファイルが盗まれたのだ……そう、彼の宿敵ラーズ・アル・グールに! そのファイルをもとにJLA殲滅作戦が企てられることになるのだが……。バットマンは敵か味方か!? 『キングダム・カム』の作者マーク・ウェイドが綴る読み切り作品。

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●4月といえば、一大ブームになったNHK連続テレビ小説『あまちゃん』の放送がスタートしたのですが、アメコミファンの記憶にあるのは、やはり4月26日に公開された映画『アイアンマン3』ですよね。映画のタイミングに合わせてアイアンマン作品を刊行できなかったのが残念でした……。なぜこのタイミングでJLAを出版したのかと疑問に思った方も多いかと思います。理由はいろいろあるのですが、これらの作品はある意味いつ出してもよかったと思います。グラント・モリソンの『JLA:逆転世界』は、3月に刊行した彼の半自伝『スーパーゴッズ』の繋がりで刊行しました。内容はまったく別ですが、JLAの流れで面白いと評判だった『JLA:バベルの塔』の同時刊行に踏み切りました。


【2013年 5月】

『スーパーマン・フォー・オールシーズン』
ジェフ・ローブ[作] ティム・セイル[画] 中沢俊介[訳]
定価:2,200円+税

故郷スモールビルと両親への想い、幼馴染ラナ・ラングに抱く淡い恋心、悪を許せない正義感、燃え続ける使命感……春夏秋冬を通して垣間見えたクラーク・ケント/スーパーマンの真の姿がここにある。
本作はクラーク・ケント/スーパーマンの春夏秋冬を通じて、彼が成長していく様を描いた作品です。春になって高校を卒業したクラークは、自分の使命を全うすべく、故郷スモールビルを後にし、メトロポリスで新米新聞記者とスーパーヒーローを両立した生活を始めた。記者としてもヒーローとしても自信を持ちはじめた夏、スーパーマンは宿敵レックス・ルーサーと出会うのだが……。「完全無欠の超人」というイメージのあるスーパーマンですが、本書で描かれている彼は常に悩み、不安を抱き、郷愁にかられ、ついにはスモールビルに一時帰郷します。そこで自分の原点を見出だしていくのですが、本書は四季とともに彼の成長過程を見事に描ききった心温まるスーパーマンの物語です。

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『アイアンマン3:プレリュード』
クリストス・ゲージ[作] スティーブ・クルス[画] 光岡三ツ子[訳]
定価:1,800円+税

『アイアンマン2』、『アベンジャーズ』、そして『アイアンマン3』へと繋がる激闘の裏側に隠された、もう一つの“戦争"とは!?
映画『アイアンマン2』ではトニー・スタークと共闘し、『アイアンマン3』ではさらに重要な役目を負うことになると噂されるウォーマシン(ローディ)。トニーの親友であり、米軍の空軍中佐でもある彼は、なぜ『アベンジャーズ』の戦いに加わることができなかったのか? その裏側には『アイアンマン3』へと繋がる、もう一つの“戦争"が隠されていた! 映画本編では語られないウォーマシンの“シークレット・ウォーズ"を緊急刊行!

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『アイアンマン:エンター・ザ・マンダリン』
ジョー・ケイシー[作] エリック・カネッティー[画] 柳亨英[訳]
定価:2,000円+税

映画『アイアンマン3』で登場する最強の敵……マンダリン。10のリングを持ち、超常的な力を操るこの男は何者なのか!?
10のリングからもたらされる強大な力を武器に、アイアンマンを苦しめるマンダリン。1964年に刊行された『テイルズ・オブ・サスペンス』#50での初登場、そしてアイアンマンとマンダリンの初対決エピソードを現代的な視点で描き直した秀作を初邦訳! その力の秘密や深遠なる野望、そしてアイアンマンとの長きにわたる因縁の理由が本書で明らかに。アイアンマン最大の戦いは、ここから始まる!!

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●今年のこどもの日には長嶋茂雄氏と松井秀喜氏の国民栄誉賞授与式がありました。まさに球界のスーパーヒーローのお二人ですね。アメコミのスーパーヒーローの一人であるスーパーマン作品『スーパーマン・フォー・オールシーズン』は、普段アメコミを読まない方々からも高い評価をいただいております。ひと月弱遅れてしまいましたが、なんとかアイアンマン作品も刊行できました。映画のマンダリンではなく、ぜひコミック原作のマンダリンに注目してください。その違いにびっくりするはずです……。


【2013年 6月】

『ジャスティス・リーグ:魔性の旅路 (THE NEW 52!)
ジェフ・ジョーンズ[作] ジム・リー[画] 高木亮[訳]
定価:2,000円+税

チーム結成から数年後……彼らは新たな火種をかかえていた――。ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー・ランキング第1位の『ジャスティス・リーグ:誕生 (THE NEW 52!)』の続編、早くも邦訳!
バットマン、スーパーマン、グリーンランタン、フラッシュ、ワンダーウーマン、アクアマン、サイボーグ――7人で結成されたヒーローチームが誕生してから数年後、彼らは世界一のヒーローチームとして認められ、世界中の人々に愛されていた。だが、すべての人がそう思っているわけではなかった。無垢な人々を守ろうと努力を重ねても、すべての人を救うことは不可能である。ジャスティス・リーグの面々は、勝利の陰に大いなる敗北の種が植えられていることに気づくことはなった。悲劇を体験して、大きな存在に生まれ変わるのは、ヒーローだけではない。ヴィランもまた同じである。悪が歩む暗き旅路の果てには、ジャスティス・リーグの破滅が待ち構えている……。世界一のスーパーヒーローたちは、暗い闇の底への旅から無事に生還することができるのか? さらに物語はDCコミックスの歴史に刻まれる衝撃の結末を迎える。

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『ブラック・ホール』
チャールズ・バーンズ[作・画] 椎名ゆかり[訳]
定価:1,800円+税

全米の権威ある漫画賞(アイズナー賞、ハーベイ賞、イグナッツ賞)を総ナメにしたコミック史に残る傑作、待望の日本上陸!! 1970年代中頃、アメリカ・シアトル郊外で未知の感染症が蔓延していた。ある者は脱皮するように身体全体の皮膚が剥がれ、ある者はトカゲのような尻尾が生え、またある者は喉元にできた口のようなものがうめき声を発する……。感染経路は性的接触とされているが、その病気にかかるのはなぜか10代の若者のみ。拭っても拭いきれない不安、孤独、恐怖の中で、混沌としたブラック・ホールに落ちていく若者たち。はたしてその果てに見える景色とは? 米オルタナティブコミック界の帝王チャールズ・バーンズ初邦訳!

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『ウォンテッド』
マーク・ミラー[作] J・G・ジョーンズ[画] 中沢俊介[訳]
定価:2,200円+税

映画『ウォンテッド』(2008年)の原作コミックとして知られているが、映画を凌駕する本当の『ウォンテッド』の物語を知る人は少ない……。『キック・アス』の偉才マーク・ミラーが放つ、悪漢たちのユニバース! 過激で、陰惨で、独創的な“ミラーワールド"全開の代表作、日本初邦訳!
ウェスリーは絶望的な人生を送っている。将来性のない仕事に神経をすり減らせ、ガールフレンドは浮気に走り、あらゆる病気の疑いに心を苛まれていた。彼にとって世界はどん底にあった。だがウェスリーには「もう1つの世界」があった。彼の人生の薄皮一枚を剥いだその向こう側に……。世界の底辺で苦境にあえぐ惨めな“ウスノロ"から、世界最凶の“お尋ね者(ウォンテッド)"になったウェスリーは真の世界で何を仕出かすのだろうか……? 映画は本書の大枠を切り取った物語にすぎない。もちろんアンジェリーナ・ジョリーが演じたフォックスなどキーとなる登場人物はそのままだが、原作には凶悪犯の大便から生まれた“シットヘッド"や障害を持つスーパーヒーロー“ファックウィト"などギリギリのキャラクターが登場する。奇抜なキャラクターも目立ってはいるが、秀逸な物語構成にはコミックファンも納得するだろう。コミック史上で最も大胆かつ興味深い結末を堪能あれ!

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●6月といえば、東京都議会議員選挙ですかね。アメコミ以外の作品も含めて6月、7月は刊行点数が多かったので、あまり当時の記憶が……(笑)。久々のオルタナ系コミック『ブラックホール』ではプロモーション・ビデオを制作してネットに流したり、マーク・ミラー作品の『ウォンテッド』では、ツイッター上で自力でPRしたことが思い出ですね。もちろん第2巻『ジャスティス・リーグ:魔性の旅路』も楽しみながら編集しましたが、この次の展開をどうするか……悩みどころです。


【2013年 7月】

『サイボーグ009 USAエディション』
F.J.デサント他[作] マーカス・トゥ[画]
定価:1,400円+税

あの『サイボーグ009』が、アメリカン・コミックスとなって再誕! 日本マンガ界を代表する巨匠、石ノ森章太郎先生が描いた不朽の名作『サイボーグ009』が、いまアメコミとなって甦る! 新たなる視点で綴られた“ゼロゼロナンバーズ"の戦いを見逃すな!!
「目ヲ覚マスノダ、ゼロ・ゼロ・ナイン……」。心の中に響く声で目覚めた島村ジョー(009)は、“死の商人"黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)の手によってサイボーグへと変えられてしまったことを知る。同じ境遇の仲間たち“ゼロゼロナンバーズ"と力を合わせ、敵の基地からの脱出を果たしたジョー。だが、それは苛烈なる戦いの序章でしかなかった! 原作『サイボーグ009』の「誕生編」をベースに、新たなる視点、新たなるストーリーで描かれるファン待望のプロジェクト。日米同時発売決定!

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『マーベルズ』
カート・ビュシーク[作] アレックス・ロス[画] 秋友克也[訳]
定価:2,300円+税

それは畏敬の対象か? 脅威の象徴か? その日、人類は“マーベルズ(驚嘆すべき者達)"に出逢った――。
太平洋戦争前夜、野望に燃えた若者達がいた。カメラマンを目指すフィル・シェルダンもその一人だった。しかし、突如現れはじめた超人類達の存在が、彼の人生に大きな影響を及ぼしていく。その人智を超えた力に驚愕し、脅威と戦う姿に熱狂し、やがて人類を脅かす可能性に戦慄する……。我々を遥かに超えた力を持つ存在“マーベルズ"は、人類に何をもたらすのか!? リアリスティックな視点が冴えるカート・ビュシークの脚本と、全てのコマが芸術の域にまで達したアレックス・ロスのアートが生み出した至高の傑作を見よ!!

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『バットマン:梟の街 (THE NEW 52!)
スコット・スナイダー[作] グレッグ・カプロ[画] 高木亮[訳]
定価:2,200円+税

DCユニバースの設定を再構築させ、リニューアルさせた“ニュー52"バットマン第2巻。国内外でヒットした第1巻『バットマン:梟の法廷』の続編がはやくも登場!
謎の組織「梟の法廷」は1世紀以上にわたってゴッサムシティを支配していた。彼らの影響力は無限大であり、阻止することは不可能だった――バットマンと戦うまでは……。バットマンは満身創痍になりながらも、「梟の法廷」の魔の手から逃れ、新たな強敵との戦いに勝利した。だが、梟の法廷の目的はバットマンを征服することではなく、ゴッサムを再び支配することだった。梟の法廷は不死の暗殺者タロンを解き放った。バットマンと仲間たちは、生き残りをかけて史上最強の敵と死闘を繰り広げることになるのだが……。バットマン史上最大級の闘いがいま始まる!

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●都議選に続き、第23回参議院議員通常選挙があった7月。引退を表明された宮崎駿氏の最新作『風立ちぬ』の大ヒットも記憶に新しいのですが、私個人としては、翌月に公開を控えている映画『パシフィック・リム』と『マン・オブ・スティール』を待ちわびていた夏って感じでしたね。『サイボーグ009 USAエディション』はずいぶん前から話をいただいており、出版を楽しみにしていた作品の一つでした。『マーベルズ』は、マーベル作品でShoPro Books初の復刊作品になりました。今後も日本では絶版となった名作を甦らせていきたいですね。


【2013年 8月】

『スーパーマン:ラスト・サン』
ジェフ・ジョーンズ/リチャード・ドナー[作] アダム・キューバート[画] 高木亮[訳]
定価:1,900円+税

8月30日、新スーパーマン映画『マン・オブ・スティール』公開記念! 今や古典と化した映画『スーパーマン』の監督リチャード・ドナーが、映画の時と同じように、スーパーマンの人間らしい側面を見事に描き出している。(ワシントン・ポスト紙)
クリプトン人の子供がメトロポリスに不時着する。クラーク・ケントはその子供を自分の息子として育てることにし、クリストファー・ケントと名づける。しかし、スーパーマンの家族になるということは、スーパーマンのヴィランたちを敵に回すということでもあった……。映画『マン・オブ・スティール』にも登場するゾッド将軍、スーパーマンの宿敵レックス・ルーサー、強敵ビザロなど、スーパーマンに勝るとも劣らぬ力をもった彼らが、クリストファーに魔の手を伸ばす。驚異の子供を巡って、メトロポリス上空で熾烈な戦いが繰り広げられるなか、スーパーマン自身はファントム・ゾーンに閉じ込められてしまう。鋼鉄の男はそこから脱出し、人類を救うことができるのか? 映画では味わえない鋼鉄の男のスリル満点の物語を堪能せよ!

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『ウルヴァリン:エネミー・オブ・ステイト』
マーク・ミラー[作] ジョン・ロミータJr.[画] 高木亮[画]
定価:3,200円+税

ファンタスティック・フォー、デアデビル、X-MEN……とある事件をきっかけに、仲間のヒーローたちを次々と襲撃していくウルヴァリン。いったい彼の身に何が起きたのか? 『ウルヴァリン』誌の中でも傑作の呼び名高い表題作を初邦訳!
かつての知人から助けを求められ、日本に向かったウルヴァリン。だが、それは悪の組織ハンドが仕掛けた巧妙な罠だった……。1か月後、重傷を負った状態でシールドに保護されたウルヴァリンは、殺戮と破壊を繰り返しながら米国の機密情報を奪い、逃走してしまう。国家を重大な危機に陥らせたウルヴァリンは、さらにファンタスティック・フォーやデアデビルら仲間だったはずのヒーローたちを次々と襲撃していく。ウルヴァリンの身に起きた事件の真相は? そして“合衆国の敵"となった彼の行く手に待つ運命とは!?

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『バットマン:梟の夜 (THE NEW 52!)
スコット・スナイダー他[作] グレッグ・カプロ他[画] 高木亮[画]
定価:2,200円+税

第1巻『バットマン:梟の法廷』と第2巻『バットマン:梟の街』をつなぐクロスオーバー作品(サイドストーリー集)、これにて梟三部作が完結する!
謎の組織「梟の法廷」と対峙するバットマン。その裏側で、相棒のロビンやナイトウィング、そしてレッドフードにバットガール、キャットウーマン達は何をしていたのか? 「梟の法廷」を中心に巻き起こる事件にどのように関わっていたのか? 本作品を読んではじめて、“梟"三部作が完結する。謎めいたストーリーと畳みかけるようなアクションが絶妙にブレンドされ、オールカラーで描かれたアメコミの醍醐味を味わわせてくれる。最先端のアメコミをとくと見よ!

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●正直申しまして、映画『パシフィック・リム』がここまでのムーブメントになるとは思っておりませんでした(反省)。権利交渉していたのは公開1年くらい前の話ですので、お許しください……。とにかく8月9日に公開した『パシフィック・リム』はものすごい勢いでしたね。さらに8月30日には『マン・オブ・スティール』が公開されました。9月にはウルヴァリンも控えているし、アメコミファンにとっては素晴らしい一年でしたよね!


【2013年 9月】

『バットマン:ハッシュ 完全版』
ジェフ・ローブ[作] ジム・リー[画] 中沢俊介[訳]
定価:3,600円+税

バットマンファン垂涎の豪華作品が、完全版で登場!!
新たな敵“ハッシュ"の手によって、次々と現れた宿敵たちがバットマンを付け狙う。謎が謎を呼ぶ悪夢の饗宴の結末は――!? キラークロック、ポイズン・アイビー、ハーレイ・クイン、ジョーカー、スケアクロウ、ラーズ・アル・グール――かつての宿敵たちが次々とバットマンを狙いはじめる。その裏側にいるのは、ゴッサムシティに現れた謎の男“ハッシュ"だった。ナイトウィングやロビン、オラクルらの仲間たちとともに立ち向かい、ハッシュの謎を追うバットマンだが……。敵か味方か、バットマンに力を貸そうとするキャットウーマンとのロマンスの行方は? そして、ハッシュの正体とは? シリーズを代表する宿敵たちとバットファミリーが総登場する豪華作品が完全版で登場!!

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『デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス』
ヴィクター・ギシュラー[作] ボン・ダゾ[画] 高木亮[訳]
定価:2,800円+税

待望の日本上陸! マーベルの人気キャラクター「デッドプール」初邦訳! デッドプールとゾンビ・デッドプール“ヘッドプール"が繰り広げる珍道中!? これは「デッドプール」史上、最高にクレイジーな一冊だ!
冗舌な傭兵、我らが“デッドプール"がサベッジランドの密林の中に墜落した。彼には、ここで果たさなければならない任務があった。それは、世界の破滅を目論む犯罪結社AIMのために、究極の生物兵器を持ち帰ること。任務の報酬を手にするためには、ライバルであるテロリスト組織ヒドラの兵士たちを出し抜かなければならない。ようやく目的の生物兵器にたどり着くことができたデッドプールは衝撃の事実を知る。彼が持ち帰るべき生物兵器とは、ベラベラしゃべって、脳をムシャムシャ食べるゾンビ・デッドプールの頭部(ヘッドプール)だったのだ! デッドプール・ファン必携の本書には、ヘッドプールとの珍道中のほかに並行世界のさまざまなデッドプールもゲスト出演するほか、人気の高いゾンビバースでの冒険も描いている。またデッドプールを描くアーティストは、ボン・ダゾの他、業界の一匹狼であり、デッドプールの生みの親の一人でもあるロブ・ライフェルド、アイズナー賞/ハーベイ賞受賞作家のカイル・ベイカー、スペイン出身の若手アーティスト、ダス・パストラスが参加している。

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『R.I.P.D. アール・アイ・ピー・ディー』
ピーター・M・レンコフ[作] ルーカス・マランゴン[画] 堺三保[訳]
定価:1,800円+税

ゴースト版『メン・イン・ブラック』!? 映画化、決定! 世界を救うため、黄泉の国の最凶コンビが立ち上がる!
映画『グリーン・ランタン』で主人公を演じた記憶が新しいライアン・レイノルズ主演の話題作『ゴースト・エージェント R.I.P.D.』が2013年10月18日に公開されます。そして、本作の原作コミックである本書が日本劇場公開に先駆け、刊行いたします! あの世に存在する警察組織“R.I.P.D."の使命は、成仏できずに現世で人間になりすましている死者たちを逮捕し、あの世に送り返すこと。恋人と幸せな生活を送っていた警官ニック・ウォーカーはある日、潜入捜査の最中に殉職してしまう。生前の実績を買われたニックは“R.I.P.D."に配属される。ニックは1800年代に活躍していた英雄ガンマンだったベテラン警官ロイ・パルシファーとコンビを組み、人間界の平和を守るべく悪霊達と戦うのだが……。

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●2020年夏季オリンピックの開催都市が東京に決定した9月。9月13日には映画『ウルヴァリン:SAMURAI』が公開。まあ、なんといっても『バットマン:ハッシュ 完全版』と『デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス』を同時発売してしまったという……ここらへんの話は色々ありますので、何かの機会でお話しできればと思っております(笑)。さらに、ちょっと渋め(?)のアメコミ映画原作コミック『R.I.P.D.』も刊行と……デップーさんとハッシュにかき消されてしまった感はありますが、なかなか面白い作品ですので、何かの折にぜひご一読ください。


【2013年 10月】

『ロビン:イヤーワン』
チャック・ディクソン他[作] ハビエル・プリード他[画] 合田綾子[訳]
定価:2,200円+税

バットマンの永遠の相棒ロビン、単独誌初邦訳! 可愛らしいくも逞しい“初代ロビン"の勇姿と原点が描かれた一冊!
バットマン作品に登場するキャラクターのなかでも、特に女性人気の高い「初代ロビン」ことディック・グレイソン。カートゥーンアニメのようなアートで彼の活躍を描いた本作は、カートゥーン版バットマンを視聴している方や女性読者にも親しみやすく、また物語もリズミカルに進行していくのでアメコミ初心者にも最適なコミックです。バットマンや執事のアルフレッドはもちろんのこと、トゥーフェイスやミスター・フリーズなど多彩なヴィランも登場し、まるで新しいバットマン映画を観ているかのような作品です。「バットマン=ダーク」というイメージが定着し、昨今のアメコミも重厚で悲劇的な作品が多いなか、若きロビンが主人公の本作は、一人の闘う少年の青春物語として痛快な内容になっています。いつもとは違ったバットマン作品としてお楽しみください!

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『スパイダーマン:ニューウェイズ・トゥ・ダイ』
ダン・スロット他[作] ジョン・ロミータJr.他[画] 光岡三ツ子[訳]
定価:2,100円+税

ヴェノム、メナス、グリーン・ゴブリン……宿敵たちが動きだす!!
『ブランニュー・デイ』から設定も新たに始まったスパイダーマンの物語がいよいよ本格始動! 我らがスパイディの前に、かつての宿敵たちが集い始める!! 相も変わらず失業中のピーター・パーカーは、親友ハリーの勧めでカメラマンの仕事を得る。だが、もちろんスパイダーマンの人生に順風満帆という言葉はありえない。繰り返されるメナスの暗躍、ハリーの父ノーマン・オズボーンの帰還、脅威の敵ヴェノムの登場、新たなる存在アンチ・ヴェノムの誕生、そして、グリーン・ゴブリンの復活……。あらゆる災厄が今日もスパイダーマンを待ち受ける!!

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『2ガンズ』
スティーブン・グラント[作] マット・サントルコ[画] 堺三保[訳]
定価:1,900円+税

2013年11月1日、同名映画『2ガンズ』日本上陸! すべてが汚れたこの世界――信じられるものは金か組織か相棒か!?
麻薬捜査官であるボビー・トレンチは、海軍情報部将校マイケル・スティグマンとコンビを組み、マフィアの手先として働いていた。実は、彼らは互いの素性を隠し、それぞれ潜入捜査を行っていた。組織の悪行を暴き、彼らの資金を奪えば、二人は晴れて現職のエリート街道を歩む予定であった。だが、相棒であるマイケルの裏切りにより、強奪した5,000万ドルという大金が消えてしまう。一方、マイケルも海軍の上司の裏切りにより、大金を奪われてしまった。さらにこの大金はCIAの裏金だった事実を知り、二人はCIA、麻薬捜査局、海軍情報部、さらにマフィアから狙われることに……。二人は失った大金を奪還すべく、再びコンビを組むことになるのだが……。この秋、アカデミー賞主演男優賞受賞俳優のデンゼル・ワシントンと映画『テッド』で大ブレイクした俳優マーク・ウォールバーグによる同名映画が公開される。映画を観る前にぜひご一読ください!

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●10月18日には『ゴースト・エージェント R.I.P.D.』が公開されました。原作コミックのタイトルも『ゴースト・エージェント』に合わせるかどうか悩みましたが、原作はそのままの原題で進行しました。エピソード0と称して刊行した衝撃作『スパイダーマン:ワン・モア・デイ』から始まり、『スパイダーマン:ブランニュー・デイ 1~3』と続き、いよいよ新章に突入した『スパイダーマン:ニューウェイズ・トゥ・ダイ』を刊行したのも10月でした。また男性読者はもちろんですが、特に女性読者やアメコミ初心者の方々を少し意識して刊行した『ロビン:イヤーワン』もこの月でしたね。ただこの『ロビン:イヤーワン』、女性向けかと思いきや、老若男女に受け入れられる名作だと思っております。


【2013年 11月】

『スパイダーマン:エレクション・デイ』
マーク・グッゲンハイム他[作] ジョン・ロミータJr.[画] 光岡三ツ子[訳]
定価:2,100円+税

ニューヨーク市長選の投票日を目前に、物語はますますヒートアップする! オバマ米大統領との共演で話題を読んだ短編も同時収録!!
市長選の投票日がいよいよ目前となり、ニューヨークの街は慌ただしさを増していた。ピーターの親友ハリーが恋人のリリーにプロポーズする一方、鑑識官のカーリーはスパイダーマンが容疑者となっている“スパイダートレーサー殺人事件"の真相に迫ろうとしていた……。そんな中、ついにメナスの正体が判明する! しかし、スパイダーマンはメナスとの死闘に傷つき、警察に捕まってしまう。窮地に現れた弁護士マット・マードック(デアデビル)は絶体絶命のスパイディを救えるのか!? 『ブランニュー・デイ』開始時から散りばめられた数々の謎が今、明らかとなる!

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『バイオレント・ケース』
ニール・ゲイマン[作] デイブ・マッキーン[画] 中沢俊介[訳]
定価:2,200円+税

『バットマン:アーカム・アサイラム』の狂気の絵師デイブ・マッキーンが手掛ける衝撃の問題作! ニール・ゲイマン×デイブ・マッキーンの黄金コンビはここから始まった! アメコミ界に衝撃をもたらしたマッキーンのデビュー作がついに初邦訳。
様々な画材や写真をコラージュしたアーティスティックでダークな作風により、カルト的人気を博す鬼才デイブ・マッキーンが、盟友ニール・ゲイマンと手掛けた衝撃のデビュー作がついに日本初上陸。ある男が幼少期に体験した奇妙な記憶……少年の記憶の中で、一人の老齢の整骨医がかつて自分の雇い主だったある男について語っていた。断片的な記憶をつなぎ合わせた先に見えてきたのは、暗黒街の帝王アル・カポネの狂気に満ちた生涯だった……。1988年度メコン賞、イーグル賞Best Graphic Novel受賞作品。

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●11月1日に公開された『2ガンズ』のDVDの発売は来年2月21日です。残念ではありますが、2回も邦訳の機会を逃してしまった『REDリターンズ』は11月30日の公開でした。次にはなんとか……。さて、11月は『サンドマン』のニール・ゲイマン脚本、『バットマン:アーカム・アサイラム』のデイブ・マッキーン作画の超渋い作品『バイオレント・ケース』も刊行しました。ある意味、挑戦的な作品だったと思いますが、今後も幅広い作品を掘り起こしていきたいと思います。


【2013年 12月】

『パシフィック・リム:イヤーゼロ』
ギレルモ・デル・トロ[監修] トラビス・ビーチャム[作] 中沢俊介[訳]
定価:1,800円+税

パシリムファン必見! 登場人物の過去を紐解く、映画『パシフィック・リム』の前日譚。
2013年8月10日、正体不明の巨大な怪物がサンフランシスコを襲撃。K-DAYと呼ばれるその日を境に、長きにわたるKAIJU対人間の戦闘が始まった……。イェーガーとドリフト技術開発の知られざる歴史、ペントコスト司令官やヤンシー&ローリー兄弟、テンドー・チョイたちの過去など、映画『パシフィック・リム』では描かれていないさまざまな人間模様やエピソードが明らかに! アレックス・ロスが手掛けるカバーアートも必見です。

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『スパイダーマン:アメリカン・サン』
ジョー・ケリー[作] フィル・ヒメネス他[画] 光岡三ツ子[訳]
定価:1,900円+税

親友ハリーを救うため、敵地に乗り込んだスパイダーマン。宿敵ノーマン・オズボーン(グリーン・ゴブリン)との戦いの行方は!?
波瀾のニューヨーク市長選は思わぬ結末を迎え、スパイダーマンを憎む予想外の人物が市長の座に就いてしまう。もちろんピーターを待ち受ける不幸は、それだけじゃ終わらない。恋人リリーとの間に起きた悲劇に傷ついた親友ハリーは、周到に張り巡らせた策略に翻弄され、いまや法の執行者となった父ノーマン・オズボーンが率いる新たなアベンジャーズの一員“アメリカン・サン"にされようとしていた。スパイダーマンはハリーを救うために、ヒーローの姿をまとったスーパーヴィランたちが待ち受ける敵地へと乗り込んでいくが……!?

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『バットマン:アンダー・ザ・レッドフード』
ジャド・ウィニック[作] ポール・リー他[画] 高木亮[訳]
定価:3,200円+税

「さあ…俺は誰だ!?」謎の覆面男“レッドフード"は敵か、味方か……『バットマン:デス・イン・ザ・ファミリー』と『バットマン:ハッシュ 完全版』を結び付けた重要作品、初邦訳!
 ゴッサムシティに突如現れた謎の覆面男“レッドフード"。彼は麻薬を売りさばく犯罪者たちを次々と殺害し、ゴッサムを牛耳るブラックマスクの魔の手からこの街を守っていた。だが、その手法は、決してバットマンが行うことない残忍な制裁であった……。闇夜の騎士バットマン、謎の覆面男レッドフード、そして巨悪の組織を率いるブラックマスク。互いの思惑が交差するなか、三つ巴の闘いが始まった。そして、ついに明かされるレッドフードの正体そう、彼は……。OVA化もされた、バットマン史上で最も重厚な物語『アンダー・ザ・レッドフード』、待望の日本初邦訳。

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●12月11日発売のBD/DVDの前に何とか刊行できた『パシフィック・リム:イヤーゼロ』。これからのパシリムの動向も楽しみですね! スパイダーマンのこれからの作品も鋭意企画中ですのでご期待ください。そして、バットマン。今年のバットマンは、最新シリーズのニュー52を追いかけていくのがベースにありましたが、未邦訳の名作、秀作、もしくは絶版作品を刊行しようという考えもありましたので、そのへんを拾いながら紹介していったため、時代の流れが前後してしまいました。しばらくはそのような状態が続くかと思いますが、解説などでフォローできればと思っております。


さてさて、2013年刊行した邦訳アメコミを数えてみますと……今年は31作品のアメリカン・コミックスを刊行させていただきました。これから頑張りますので応援よろしくお願いします! また2013年にはコミックではありませんが、下記のような作品も刊行しました。ぜひご一読ください!


【関連作品】

2013年 3月刊行
『スーパーゴッズ アメリカン・コミックスの超神たち』
グラント・モリソン[著] 中沢俊介[訳]
定価:3,800円+税

『ダークナイト ライジング』や『アベンジャーズ』などアメコミ映画が立て続けに公開される昨今、アメコミのスーパーヒーロー達は世界のエンターテインメントの一角を占めているといっても過言ではありません。そのスーパーヒーロー達が育った75年にも及ぶコミックスの歴史を現役コミック・ライターであるグラント・モリソンが独自の視点で魅力を解き明かしたのが本書です。“スーパーマン"“バットマン"“X‐MEN"“スパイダーマン"などの有名アメコミヒーローから、一大ムーブメントになった“キック・アス"やカルト的人気を誇るキャラクターまでを網羅した本格アメコミ・ヒストリー、日本初邦訳です。


2013年 8月刊行
『アート・オブ・アイアンマン3』
マリー・ジャビンズ/スチュアート・ムーア[著]
定価:4,200円+税

映画に登場したマーク1~マーク42までの全アーマーの詳細ビジュアル、作品制作の裏側に迫る設定資料やラフコンテ、CGなど、ここでしか見ることのできない貴重なアートを完全公開!! 大ヒットを記録した映画『アイアンマン1』、『アイアンマン2』、そして『アベンジャーズ』に続いて2013年4月に公開された『アイアンマン3』。その圧倒的な迫力のビジュアルと練り上げられたストーリーが絶賛を呼んだのは記憶に新しいところ。中でも、数十体のアーマー“アイアン・リージョン"が一挙に登場するクライマックスは圧巻のひと言。本書では、映画を見ただけでは把握することのできないそれらの詳細な資料や設定ビジュアルを一挙に公開。ストーリーの裏側や制作途中のラフコンテ、数々のCG画像、そして計42体のアイアンマン・アーマーの詳細ビジュアルなど、ここでしか見ることのできない貴重なアートを完全収録。アイアンマン・ファン必見の公式ビジュアル・ガイドです。


来年の“初読書”する作品は決まりましたか? 少しでも気になる作品があったら、ぜひ店頭でお手にとってご覧くださいね! 来年も引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。


ではまた!


(文責:山本将隆)