2014年1月28日火曜日

新刊『バットマン&ロビン』を語る

こんにちは!

今日は火曜日。しかもあと数分で水曜日……一日遅れの更新にて失礼しますm(_ _)m

さて、明日29日は『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』の発売日です。都内では今日から店頭に並んでいる書店さんもあるので、すでに購入された読者さんもいらっしゃるかもしれませんね。『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』については前回のアメコミ魂をご参照ください。今回はグラント・モリソンが手掛けたバットマン新サーガの第二部にあたる2月26日頃発売バットマン&ロビン』を少しだけご紹介いたします。二代目バットマンが登場する、とても人気の高い作品です。

(この表紙をご覧ください。ちょっと細身で若いバットマンと……小生意気そうなロビンは、いつものダイナミック・デュオとは違いますでしょう……)

ちなみに“二代目バットマンに誰がなるのか”を描いた『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』は、『バットマン&ロビン』の序章ともいうべき作品です。

本書『バットマン&ロビン』は“ABSOLUTE BATMAN & ROBIN: BATMAN REBORN”を底本としており、“BATMAN & ROBIN #1-16”と“BATMAN: THE RETURN #1”が収録されています。またグラント・モリソンによる自作解説も収録されているんです! バットマンの息子ダミアンを登場させた『バットマン・アンド・サン』から始まったグラント・モリソンによるバットマン新サーガも、『バットマン:ラーズ・アル・グールの復活』『バットマン:ブラックグローブ』『バットマン:R.I.P.』と続き、一つの区切りを終えました。この4冊が第一部とすると、本書『バットマン&ロビン』は第二部にあたります。

『バットマン:R.I.P.』において、バットマン/ブルース・ウェインは“死亡”してしまったので、この『バットマン&ロビン』ではブルース・ウェインではない“誰か”がバットマンを受け継いで活躍します。誰が二代目バットマンを襲名するのかは『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』を読めばわかります! 読者さんのなかでは、『バットマン・アンド・サン』から『バットマン:R.I.P.』まで読んでないから、『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』も『バットマン&ロビン』もスルーしよう……なんて思っている方もいらっしゃるのでは?(笑) でもご安心ください。もちろん前作(第一部)を読んでいれば、よりいっそう楽しめるのですが、そうでなくても(バットマンやロビンの設定が少しわかっていらっしゃれば)誰でも楽しく読めます。『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』から入ってもOK、『バットマン&ロビン』から入ってもOKです。そのために巻末にある解説は充実させていますので、第一部を未読であっても楽しめるはずですよ。

以前までは、すでに物語の大筋を知っている読者さんが多いから、ここまでは書いていいだろうなんて思っていましたが、ネタバレを嫌がる読者さんもいらっしゃるので、あまり内容について深くは突っ込めませんが、ディック・グレイソンジェイソン・トッド(え? ジェイソンって殺されたんじゃないの?と思われた方は『バットマン:アンダー・ザ・レッドフード』をお読みください!)、ティモシー・ドレイクダミアン・ウェイン……これらバットマンの“息子”たちのなかから誰かが二代目バットマンを襲名するのですが、ブルース・ウェイン以外の誰かがバットマンになるということは大きな事件であり、新たな時代の幕開けです。まさに世代交代。この世代交代がきっかけで、『レッドロビン』の創刊など当時(2009年)のバットマン関連誌は大幅にリニューアルされることになったのですが、詳しくは本書の解説をお読みくださいね。

「ブルース・ウェインはどこに行っちゃったのかな?」「生きているのかな?」などと思いながら本書を読み進めていくと、後半で衝撃の事実が……! そしてその衝撃は、3月発売予定の作品(題名からしてネタバレなのでここでは一応自粛……)、4月発売予定の作品(同左)へと続き、第二部が完結するのであります! 今後も目が離せませんよ!

最後にツイッターでも『バットマン&ロビン』の(外側の)魅力を紹介していますので、ご参考までに。

【バットマン&ロビン情報1】
2月26日頃発売『バットマン&ロビン』の底本はコレ! で、デカイ…。日本語版は、な、なんと496ページ!

【バットマン&ロビン情報2】
2月26日頃発売『バットマン&ロビン』の収録作品はコレ! な、なんとTPB3冊分を収録で本体価格3800円+税!

【バットマン&ロビン情報3】
まだ見本も出来てないけど、2月26日頃発売『バットマン&ロビン』の束見本がコレ! UTRHよりもかなりの分厚さ…。読み応え充分!

比べる必要はないのですが、『デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス』と『バットマン:アンダー・ザ・レッドフード』と比べるとこんな感じです…どうなる??『バットマン&ロビン』笑! でも面白いので1日で読めちゃいますよ!

今回はここまでですが、ちなみにバットマン:ハッシュ 完全版重版決定いたしました! 発売わずか3ヶ月! 大人気ですので、これを機に未読の人はぜひお読みください。ジム・リーの画、凄いです。さらに、まだまだお騒がせな俺ちゃんも重版が決定! そう、デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウスです! さらにさらに不朽の名作ウォッチメンも重版決定で、まだまだ邦訳アメコミを盛り上げていきますよ! よろしくお願います!

次回は来週か再来週の月曜日に……。

ではまた!


(文責:山本将隆)

2014年1月13日月曜日

新刊『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』を語る

こんにちは!

今回は、1月29日頃発売予定、ただいま絶賛予約受付中の『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』の紹介をしたいと思います。原題を訳すと「バットマン:カウル争奪戦」、カウルとは聖職者が纏う丈の長いフード付きマントのことで、ここではバットマンスーツを指しており、そのスーツを誰が受け継ぐのか、バットマンの後継者をめぐる争いという内容を表したタイトルになります。

▲『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』(日本語版)
最近、先月発売した『バットマン:アンダー・ザ・レッドフード』を読んでいただいた読者さんのなかには「え!? バットマンの後継者争いって、ブルース・ウェインはどうしたの?」と思った人もいるかもしれません。もちろん、バットマンといえばブルース・ウェインなのですが、今年で75周年を迎えるバットマン(昨年はスーパーマンが生誕75周年でした)の長い歴史のなかではいろんなことが起きていたんですよね(笑)。ですので、『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』を紹介する前に、その前の物語をちょっとだけ説明したほうがいいかもしれませんね。

ShoPro Booksでは、ちょうど2年前の2012年2月末、『スーパーゴッズ アメリカン・コミックスの超神たちの著者グラント・モリソンがライターを務めた『バットマン・アンド・サン』を手始めに、モリソンが描く新たなバットマン・サーガの日本語版に着手しました。

本シリーズは、アメリカでは2006年から連載が開始され、「バットマンと息子」の表題どおり、バットマンの息子ダミアンが初登場(厳密にいえば、日本語版に収録されている元ネタがあるので再登場とも)し、新たな冒険が始まっていくという「バットマン」誌における重要なシリーズになります。

最近、“ニュー52”シリーズ(現行の一番新しいシリーズ)やアースワン(別世界の話)などさまざまなバットマン作品を邦訳しているので、少し混乱されるかもしれませんが、モリソンがライターに就任した「バットマン」作品は現行のニュー52よりも5年前に発表された作品になります。

このモリソンが描いていた新しいバットマン・サーガは、大きく分けると3部構成になり、そこそこ長丁場なシリーズになります。まず第1部が前述の『バットマン・アンド・サン』(バットマンの息子ダミアンが現れる)から始まり、『バットマン:ラーズ・アル・グールの復活』(こちらの作品はサイドストーリー集的な扱いかも)、『バットマン:ブラックグローブ』(かつてバットマンが所属していたヒーロークラブの面々が謎の組織ブロックグローブに命を狙われる)、『バットマン:R.I.P.』(ブラックグローブの黒幕が登場。ブルースはゴッサムから姿を消す)と続いた作品群。そして次の第2部は『WE3 ウィースリー』でもタッグを組んだグラント・モリソン&フランク・クワイトリーの『バットマン&ロビン』(小社より2月刊行予定)を中心とした作品群。さらには第3部の『バットマン:インコーポレイテッド』へと続きます。
http://books.rakuten.co.jp/rb/11554336/
▲『バットマン・アンド・サン』(絶賛発売中)
http://books.rakuten.co.jp/rb/11643676/
▲『バットマン:ブラックグローブ』(絶賛発売中)
http://books.rakuten.co.jp/rb/11693516/
▲『バットマン:R.I.P.』(絶賛発売中)
では、本題の『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』はどの位置にあるお話なのか?

このエピソードは、前述のグラント・モリソンによるバットマン・サーガの第1部(『バットマン・アンド・サン』『バットマン:R.I.P.』)と、第2部『バットマン&ロビン』の間におきた出来事を描いたものになります。ちょうど両者の懸け橋となる作品になります。

ブルースが第1部の最後で“死亡”して(実際は、未邦訳の『ファイナル・クライス』にてダークサイドの光線オメガ・エフェクトを浴びて“死亡”)、ゴッサムから姿を消します。そして第2部の『バットマン&ロビン』では、“あるキャラクター”と“あるキャラクター”が“バットマン&ロビン”となって活躍するのですが、この『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』では、その“あるキャラクター”バットマンになるための決意を固めるという第2部の序章にあたる作品です。バットマンの邦訳も増えていき、どのエピソードがどのエピソードに繋がっているのかなどが分からなくなってきている方も多いかと思いますので、今回の『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』の巻末付録では、通常の解説用語解説のほかに、年表「バットマン タイムライン」「『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』以前以後」と題したバットマンのエピソードが把握できる詳細な解説を掲載しています。今後、邦訳版バットマンを読むにあたって、とても役立つ資料だと思いますのでご期待ください。

ちなみに『バットマン:アンダー・ザ・レッドフード』は、『バットマン・アンド・サン』が連載開始される約1年前の作品にあたります。ですので、『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』よりずいぶん前の物語になりますね。さらに『バットマン:アンダー・ザ・レッドフード』にも『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』にもブラックマスクが登場します。描いているアーティストやライターの違いからか、『バットマン:アンダー・ザ・レッドフード』に登場するブラックマスクは少しお茶目なところもあるのですが、『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』に登場するブラックマスクはより残忍でクールな印象があります。実はアーティストやライターの違いだけではなく、中身が違うんですよ! 二代目ブラックマスクとでも申しますか、そのあたりも解説に記載しているのでお楽しみください。『バットマン:アンダー・ザ・レッドフード』ではじめてブラックマスクに触れた読者さんがちょっとびっくりするんじゃないかなと思い、このブログでも書いてみました。解説が充実しているので、『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』単体でも楽しめますが、今回挙げた作品を読んだ後だとさらに楽しめると思います。


最後に『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』のあらすじを少々。

バットマン不在のゴッサムシティは荒れており、犯罪が多発していた。それを見兼ねたナイトウィングことディック・グレイソンは、ロビンたちを招集する。三代目ロビンのティム・ドレイクとスクワイア(『バットマン:ブラックグローブ』参照)は、凡庸な三人組のギャングを追跡していた。その三流ギャングは、ありきたりの廃病院へと逃げ込み、ロビンたちも彼らを追いかけた。銃声が響いた病室の中に入ると、その三人組はすでに倒されていた。ロビンは一枚のメモを片手にひと足違いだったと気づく。そのメモには「我こそはバットマンなり」と書かれていた……。

(もうすでにお気づきかもしれませんが……汗“バットマン”を名乗る謎のバットマンとは何者なのか?

初代ロビンにして現ナイトウィングのディック・グレイソン、三代目ロビンのティム・ドレイク、バットマンの息子ダミアン、そして、謎のバットマン……さらにキャットウーマンオラクルバーズ・オブ・プレイなども登場。ブラックマスクトゥーフェイスペンギンポイズン・アイビーキラークロックリドラーなど様々な強敵たちも……はたしてこのなかでバットマンを継ぐ者は誰なのか? ぜひお楽しみに。

『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』は、ブルース不在のためブルースの出番は少ないのですが、歴代ロビンファンにとっては堪らないエピソードだと思います。それぞれのロビンに見せ場があり、それぞれの立場でお互いを思い、葛藤している様が描かれています。また2月刊行予定の『バットマン&ロビン』を読むうえでも大切な序章にあたる作品です。『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』には、表題作のほか「ゴッサム・ガゼット:バットマン死亡か」「ゴッサム・ガゼット:バットマン生存か」2篇の短編も同時収録しております。その短編に四代目ロビンだったこともあるステファニー・ブラウンが登場します。多くのキャラクターを理解することができるのも本作の特徴だと思います。

今回はここまで。来週の『アメコミ魂』はお休みします。内容を少しずつブラッシュアップしていこうと考えておりますので、そのためのお時間を少々いただきます。今後ともよろしくお願いします!

ではまた!


(文責:山本将隆)

2014年1月6日月曜日

2014年公開予定のアメコミ映画を1分間で紹介する

こんにちは!

今年も「アメコミ魂」をよろしくお願い申し上げます。

本年度の“ShoPro Book”は、昨年に引き続き、読者さんの目線を忘れず、かつ、枠にとらわれない様々な海外コミックスを紹介してまいりたいと思いますので、変わらぬご愛顧のほどをよろしくお願い申し上げます。

さて、2014年第一弾の「アメコミ魂」は、2014年以降に公開が予定されているアメコミ映画とアメコミファンが注目するであろう作品を紹介したいと思います。ちなみに情報は2014年1月5日現在のものですので、今後、公開日の変更等はあるかもしれませんが、その点はご了承ください。
(*情報は2014年8月25日更新済)

それでは、今年もいってみましょう!


2014年 アメコミ映画 一覧

2月1日(土)公開
『マイティ・ソー ダーク・ワールド』
映画『マイティ・ソー』の続編にして、映画『アベンジャーズ』の戦いから1年後の世界を描いた最新作。 マイティ・ソーの初登場号も収録した『マイティ・ソー:アスガルドの伝説』は絶賛発売中です。
◆追加情報
7月2日(水) MovieNEX(ブルーレイ・DVD・デジタルコピー・MovieNEXワールド)リリース
6月18日(水) オンデマンド先行リリース)
●公式サイト●


2月22日(土)公開
『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』
前作から3年の時を経て成長したヒット・ガールが帰ってきた! 三部作構想の第二弾! 映画原作コミックの『キック・アス2』とその前日譚を描いたコミック『ヒット・ガール』は小社より絶賛発売中! 双方とも映画に関わるコミックですのでお見逃しなく!
◆追加情報
7月2日(水) Blu-ray&DVDリリース
●公式サイト●


4月19日(土)公開
『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』
映画原作コミック『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャーが小社より刊行されておりますが、映画の内容と合致するのかしないのか……お楽しみに!
◆追加情報
9月3日(水) MovieNEX&オンデマンドリリース
●公式サイト●



4月25日(金)公開
『アメイジング・スパイダーマン2』
突如現れた最強の敵エレクトロをはじめ、次々と出現してくる敵の共通点は……オズコープ社だった! 映画を観て、もう一度ピーターとグウェンの輝かしい時間を巻き戻したい!と思った方は、ぜひ絶賛発売中の『スパイダーマン:ブルー』をご一読ください。さらに本作のベースともなったであろう原作『スパイダーマン:ステイシーの悲劇』は、絶賛予約受付中です!
◆追加情報8月22日(金) Blu-ray&DVDリリース
●公式サイト●



5月30日(金)公開
『X-MEN フューチャー&パスト』
“X-MEN”シリーズ7作目。『X-MEN ファースト・ジェネレーション』と『X-MEN ファイナル ディシジョン』の続編。本作と直接的な関係はありませんが(笑)、X-MENとスパイダーマンファンにお薦めしたい『X-MEN/スパイダーマン』というコミックが8月27日頃に発売されます。こちらも合わせてお読みください!
◆追加情報
11月5日(水) Blu-ray&DVDリリース
10月1日(水) デジタルレンタル先行配信)
●公式サイト●




6月20日(金)公開
『300〈スリーハンドレッド〉 帝国の進撃』
フランク・ミラー原作の映画『300』の続編。最後の戦いは、大海原へ! アルテミシオンの海戦とサラミスの海戦を描いた超大作映画です! アートブック『300 帝国の進撃 アートブック』も小社より絶賛発売中です。アメコミ魂でも紹介しているので詳しくはこちらを。
◆追加情報
10月22日(水) Blu-ray&DVDリリース
10月8日(水) ダウンロード先行リリース)
●公式サイト●



9月13日(土)公開予定
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
宇宙最凶のヒーローチームを描いたマーベル映画。公式前日譚コミック『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:プレリュード』も9月3日頃発売予定!
●公式サイト



12月19日(金)日本公開日未定
『ミュータント・タートルズ』
『トランスフォーマー』シリーズの監督マイケル・ベイがプロデュースするリブート版タートルズ。小社より『ミュータント・タートルズ大全(仮)〈原題:TEENAGE MUTANT NINJA TURTLES The Ultimate Visual History〉なるガイドブックの発売も予定されていますよ! 洋書で購入を検討している人、もう少し待っていただければ邦訳版が出ますので、しばらくお待ちくださいね!
●公式サイト



2015年公開予定
『シン・シティ:ア・デイム・トゥ・キル・フォー(原題)
こちらもフランク・ミラー原作の映画『シン・シティ』の続編。全米公開も延期されていたので心配しておりましたが、日本でも来年公開される模様! 原作コミックも小社より全巻刊行予定です! お楽しみに!
シン・シティ1』(小社より絶賛発売中)
『シン・シティ2』(小社より今秋発売予定)
『シン・シティ3』(小社より発売予定
『シン・シティ4』(小社より発売予定)
●IMDb(8月22日全米公開予定)●


いや~、2014年もアメコミヒーロー盛りだくさんですね。

しかし2015年以降も負けておりません! この勢いがずっと続くのではないかと信じてやみません(笑)。すでにご存じの作品もあると思いますが、簡単にまとめておきますね。

2015年以降の作品は日本の公開日が公表されておりませんので、今後の情報に注目ですね。また海外のサイトの情報は流動する可能性もありますのでご留意ください。



日本公開日未定
『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン(原題)
●海外公式サイト(2015年5月1日全米公開予定)●


日本公開日未定
『ザ・シークレット・サービス(原題)
『キック・アス』のマーク・ミラーと『ウォッチメン』のデイブ・ギボンズが手掛けた同名コミックの映画化。
●IMDb(2015年3月6日全米公開予定)●


日本公開日未定
『ザ・ファンタスティック・フォー(タイトル未定)
●IMDb(2015年7月19日全米公開予定)●


日本公開日未定
『バットマン vs.スーパーマン(マン・オブ・スティール2)(タイトル未定)
●IMDb(2015年7月17日全米公開予定)●


日本公開日未定
『アントマン(原題)
●海外公式サイト(2015年7月31日全米公開予定)●


日本公開日未定
『スター・ウォーズ エピソード7(原題)
●海外公式サイト(2015年12月18日全米公開予定)●


日本公開日未定
『タイトル未定』(マーベル映画)
●IMDb(2016年5月6日全米公開予定)●


日本公開日未定
『アメイジング・スパイダーマン3(原題)
●IMDb(2016年6月10日全米公開予定)●


日本公開日未定
『タイトル未定』(マーベル映画)
●IMDb(2017年5月5日全米公開予定)●


日本公開日未定
『ジャスティス・リーグ(原題)
●IMDb(2017年全米公開予定)●


日本公開日未定
『アメイジング・スパイダーマン4(原題)
●IMDb(2018年5月4日全米公開予定)●



スパイダーマンやマーベル作品は数年後先まで決まっているという……なんとも有り難いかぎりです(笑)。さて最後に、アメコミファンの皆さまなら気にっていただけるであろうという2014年公開作品を独断と偏見でチョイスしてみました。よろしければご参考までにどうぞ!



2014年 その他の注目作品

1月18日(土)公開
『エンダーのゲーム』
すでにCMも流れていますよね。オースン・スコット・カードの同名ベストセラー小説を実写映画化したSF作品。
◆追加情報
5月21日(水) Blu-ray&DVD発売
●公式サイト●


2月7日(金)公開
『スノーピアサー』
ジャン・マルク・ロシェットによるバンドデシネ(仏コミック)原作にして韓米仏の合作。監督は韓国の鬼才ポン・ジュノ。
◆追加情報
6月27日(金) Blu-ray&DVD発売
●公式サイト●


3月14日(金)公開
『ロボコップ』
27年の時を経てリメイクされた名作SFアクション映画。監督はブラジル人のジョゼ・パジーリャ。
◆追加情報
7月2日(水) Blu-ray&DVD発売
●公式サイト●


4月5日(土)公開
『アデル、ブルーは熱い色』
バンドデシネ原作にして、第66回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作。情熱的な少女の愛を描いた秀作。
●公式サイト●


6月13日(金)公開
『ノア 約束の舟』
監督ダーレン・アロノフスキー、主演ラッセル・クロウによって描かれる「ノアの方舟」の伝説。
◆追加情報
9月17日(水) Blu-ray&DVD発売
●公式サイト●


6月14日(土)公開
『ホドロフスキーのDUNE』
アレハンドロ・ホドロフスキーが1974年に企画した未完のSF大作『ホドロフスキーのDUNE』の製作過程を追ったドキュメンタリー。本作に登場するバンド・デシネ(フランスの漫画)の名作『アンカル』は小社より絶賛発売中(在庫僅少のため書店さんで見つけたら即GETをおすすめします)
●公式サイト●


7月25日(金)公開
『GODZILLA』
『モンスターズ 地球外生命体』のギャレス・エドワーズ監督が特撮怪獣映画『ゴジラ』をハリウッドで再リメイク。小社ではアートブック『GODZILLA ゴジラ アート・オブ・デストラクション』を発売しています。より詳しく本作を知りたい方はぜひご一読を!
●公式サイト●


8月8日(金)公開予定
『トランスフォーマー ロストエイジ』
マイケル・ベイ監督の『トランスフォーマー』シリーズ最新作。小社では今秋には待望の邦訳コミックの刊行を企画中!
●公式サイト●


と、まあ、観たい映画ばかりでどうしましょう!って感じです。今回はアメコミ映画の公開日を中心にまとめましたが、映画もいいけど、邦訳コミックもよろしくお願いしますね!

ではまた!


(文責:山本将隆)