2014年6月2日月曜日

『300〈スリーハンドレッド〉帝国の進撃 アートブック』

こんにちは!

この週末からは一気に夏のような暑さになってきました。ShoProのオフィスでも今日からクールビズになって、ノーネクタイです。個人的には、ネクタイ締めて気持ちを切り替える瞬間が好きなのですが(笑)。

さて、今月最初のアメコミ魂は、発売直前のアートブックを一足早くご紹介です!
▲『300〈スリーハンドレッド〉帝国の進撃 アートブック』
ピーター・アペロー[著]
ノーム・ムーロ[序文]ザック・スナイダー[あとがき]
2,700円+税
●6月5日発売予定●
フランク・ミラーグラフィックノベルを、ザック・スナイダー監督が実写化した映画『300〈スリーハンドレッド〉』が公開されたのは2007年。それから7年、新たな戦いがスクリーンで展開される――。

6月20日(金)に公開される映画『300〈スリーハンドレッド〉帝国の進撃』、舞台は前作と同じくペルシア戦争
覇権拡大を目指す巨大帝国「ペルシア」が、芽吹いたばかりの民主主義都市国家「ギリシア」へその手を伸ばす中で起きた闘いを鮮烈な映像で描いています。
※その過激さゆえにR15+指定です。

映画については、試写の感想といっしょにご紹介した以前のエントリもご覧ください。
「アメコミ魂」過去記事⇒映画『300 帝国の進撃』とAmeComi Lineup 2014

期待も高まる『300〈スリーハンドレッド〉帝国の進撃』をさらに楽しめるアートブック『300〈スリーハンドレッド〉 帝国の進撃 アートブック』が、今週6月5日(木)に小社より発売です。

前作の舞台となった「テルモピュライの戦い」に対して、今作の舞台は「アルテミシオンの海戦」「サラミスの海戦」という海上での戦い。前作を指揮したザック・スナイダーは製作・脚本として参加し、新たに監督へ抜擢されたノーム・ムーロの手によって古代ギリシアで繰り広げられた艦隊戦が蘇ります。
劇中ではスクリーンに圧倒的な大海原が広がりますが、なんと海上でのシーンは大半がCGを駆使して再現されたもの。ペルシア海軍の巨大戦艦の存在感をどのように表現したのか、さらには船上で所狭しと展開する戦士たちの戦いをどのように撮影したか、その舞台裏をみることができます。

だがしかし!本書をオススメするポイントはそれだけではありません

「海戦」が特に注目される今作ですが、2つの海戦へ至るまでの歴史的な経緯も劇中で描かれます。
前作でも登場したペルシア軍を率いるクセルクセス(ロドリゴ・サントロ)が、父 ダレイオス王の死後「神王」として生まれ変わり再びギリシアへ攻め入るまで、や、ギリシア連合軍を取りまとめるアテナイの主人公 テミストクレス(サリバン・ステイプルトン)がペルシア軍と戦ったマラトンの戦いからの布石、などなど史実を基にしたストーリーのボリュームもハンパではありません

古代ギリシアの世界観や「ギリシア」「ペルシア」それぞれで起こる人物同士の係わり合い、描かれる都市のリアルな描写など、見る者を圧倒するほどの情報がスクリーンの中に詰め込まれていて、脳内での処理がいっぱいいっぱいになってしまうかも。
世界史の好きな方には当たり前の知識かもしれませんが、正直に言って、なんの前知識もなくボーっと見るだけではもったいない!です。

楽しみにしている映画こそ「ネタバレ」は避けたいところですが、むしろここは積極的な「予習」のためにアートブックを。
登場するたくさんのキャラクターをより深く知り、いまから2500年前の世界を再現した映像の隅々まで楽しもうとするなら、事前に本書を読み込んでから映画館へ向かわれることを全力をもってオススメします。

もちろん、豪華なキャスト陣も魅力いっぱい。
ペルシア海軍の女司令官 アルテミシア(エヴァ・グリーン)や、テミストクレスと共に戦うギリシアの戦士 アエスキロス(ハンス・マシソン)スキリアス(カラン・マルベイ)、それに前作でも登場したスパルタ王の妻 ゴルゴ王妃(レナ・ヘディー)らが、演じるキャラクターについて、自らの想いも込めて語っています。
劇中ではこの戦いに関わるたくさんのキャラクターが登場しますが、スクリーンの中に見知った顔があるとストーリーにも入り易くなるものですし、気になるキャストはチェックして臨みたいものです。

日本でいう「時代劇」ジャンルのように、欧米では古代ギリシアやローマを舞台とした映画を「剣とサンダル(ソード&サンダル)」と呼ぶこともあるそうです。
鍛え抜かれた筋肉と手にする剣、そして皮のサンダル、は古くから数限りなく映画のテーマとして選ばれていますが、『300〈スリーハンドレッド〉帝国の進撃』はその中でも、陸上に海上にそして海中にまで、と過去に例のないスケールで描いています。

スクリーンを前にして、その壮大な歴史絵巻と、一転して細やかに描かれたディテールに圧倒されること間違いなしですので、映画本編を楽しむためにもぜひご一読あれ!
もし映画を見たあとでこのページにたどり着いた方にも「あのシーンってなに?」という疑問解消のために手にしていただきたいです。

全160ページ、余すところなく楽しめます!

後半、どんどん熱くなって文字だらけになってしまいました。
それではまた次回!


(文責:石割太郎)