2015年11月4日水曜日

『ミュータント タートルズ』の短編集がおもしろい!

『アメコミ魂』読者のみなさま、こんにちは。

本日ご紹介するのは、10月21日に発売となりました新刊、『ミュータント タートルズ:オムニバス』です。
ミュータント タートルズ:オムニバス
ブライアン・リンチ[作] フランコ・ウル他[画]
定価:本体1,800円+税
●好評発売中●
本書は、『ミュータント タートルズ』VOL.1~VOL.3で語られるメインストーリーのスピンオフとして刊行された短編集で、ラファエロミケランジェロドナテロレオナルドがそれぞれ主役を務めるストーリー4話が収録されています。本国では、『ミュータント タートルズ』VOL.2のエピソードと並行して刊行されており、ストーリーや登場キャラクターも一部リンクしています。
アメコミ版『ミュータント タートルズ』シリーズ
ストーリーを担当するのは、今年の夏に記録的なヒットとなったアニメ映画『ミニオンズ』の脚本も手がけたブライアン・リンチ。本書では、タートルズの4人それぞれのキャラクターを活かしつつ、メインストーリーでは明かされなかった秘話を描いていきます。また、ドナテロの章では、メインストーリーのライターであるトム・ワルツも参加しています。

アーティストはフランコ・ウルアンディ・クーンバレリオ・スキティロス・キャンベル4人で、各章ごとに違ったアーティストのアートを楽しめるのも、こういった短編集のいいところ。しかも本書は、各アーティストのイラストのタッチが、タートルズの4人それぞれのキャラクターに合っているなと感じます。ちなみにマイキーの章を担当したアンディ・クーンと、レオの章を担当したロス・キャンベルは、のちにメインシリーズの作画も担当しています。(本国の単行本でそれぞれVOL.4とVOL.8)

さて、それでは少しだけ各章の内容をご紹介いたします。

第1章 ラファエロ
友達ケイシー・ジョーンズと夜の街にくりだしたラファエロ。彼らの前に現れたのは、メインストーリーにも登場するあのキャラだった!迫る危機にラファエロがとった行動とは? そしてケイシーとの友情にも変化が…!?

第2章 ミケランジェロ
大みそかのニューヨーク。パーティに参加したくてしかたがないミケランジェロは、仮装パーティに紛れ込みます。しかしそこで強盗団の仲間と間違われて、とんでもない事態に巻き込まれ…果たしてミケランジェロは無事年越しを迎えることができるのでしょうか。

第3章 ドナテロ
インターネットの掲示板で紹介された「超天才の集まる科学展」に忍び込んだドナテロ。天才発明家ハロルドについていくと、なんとそこにいたのはバクスター・ストックマンでした。自ら敵陣に入りこんでしまったドナテロはどうやって脱出するのか。さらに天才発明家ハロルドの正体にも注目です。

第4章 レオナルド
前世の記憶に思い悩むレオナルドにとつぜん襲いかかる忍者軍団。一人では太刀打ちできないと思いつつ、なにかひとつでもヒントを持ちかえろうと粘るレオナルドの前に立ちふさがるのはあの宿敵だった!

このように、アクションあり、コメディあり、SFあり、ドラマありの、バラエティ豊かな内容になっております。

タートルズの4人の絡みや、仲がいい姿がみたいのにソロ活動なんて!というファンの方も、もしかしたらいらっしゃるのではないかと思います。しかし、ソロ活動している間も、4人がいつも考えているのは兄弟のこと…「こんなことしたらレオ怒るだろうな」「こんなときラフならどうする?!」「ドニーが心配してるかも」「マイキーなら仲良くやりそうだ」などなど、一人になってみてより強く感じる兄弟の絆。そんな見方で本書を楽しんでいただけたら、きっと、みなさまご満足いただけるのではないかと思います。

本書は、「タートルズは読んだことないから、まずは短編集で」という方も、もちろんお楽しみいただける内容になっていますが、編集担当としては、やはり、『ミュータント タートルズ』VOL.1~VOL.3と合わせて読んでいただくのがオススメです。相乗効果でより深みのあるタートルズの物語を楽しむことができますよ!みなさま是非お手にとっていただけるとうれしいです。

最後に、12月に発売予定の『ミュータント タートルズ:アニメイテッド』を一足先にご紹介いたします!
ミュータント タートルズ:アニメイテッド
ケニー・バイアリー他[作]
ダリオ・ブリスエラ[画]
●2015年12月9日頃発売予定●
2014年に日本でもTV放送されていたアニメの世界がコミック化された新シリーズとなっており、これまでとは一味違う、カラフルで楽しいタートルズの大冒険が繰り広げられます。みなさま是非ご期待ください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

また次回お会いしましょう。


(文責:太田素子)