2016年4月26日火曜日

DC学園ドラマ『ゴッサム・アカデミー』&学園映画特集

『アメコミ魂』をご覧の皆さま、こんにちは!

先週金曜日のトークイベントにお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。不慣れでお見苦しい点の多いイベントでしたが、暖かく見守ってくださり、本当に感謝しております。

さて、まずは4月20日に発売されたアメコミのなかでも珍しい学園ストーリーゴッサム・アカデミーのご紹介です。
ゴッサム・アカデミー
ベッキー・クルーナン、ブレンダン・フレッチャー[作]
カール・カシール[画]
定価:本体2,200円+税
◆好評発売中!◆
ゴッサムシティの名門校ゴッサム・アカデミーを舞台に、オリーブ、マップス、ポメリーン、コルトンといった学生たちが、幽霊騒動を発端に学園の秘密を解き明かしていきます。学園の謎を解き明かす過程で絆を深めていく主人公たち。思春期の悩みを描きながら、コミカルな要素を盛り込んだ青春ストーリーを主軸に置きながらも、ひと筋縄ではいかないのが本書です。

なぜなら、この学園があるのは犯罪がはびこる悪徳の街ゴッサム。作中で描かれる明るい学園生活の背景には、ゴッサムを舞台にした他の作品にも通底する不穏な空気が流れています。瑞々しい青春とユーモア、陰鬱さが混在した魅力的な物語を、ぜひ手にとってお確かめください。

DCコミックスのなかでは異例の学園物語を真っ向から描いた本作ですが、学園物語は映画でも人気のジャンルです。皆さんもよくご存じの『ハリー・ポッター』シリーズも、学園ストーリーにファンタジーを加えた作品といえるでしょう。

こでここからは、学園を舞台にした名作映画をご紹介したいと思います。

まずは、『ゴッサム・アカデミー』同様、寄宿学校を舞台にした古典的名作『チップス先生さようなら』(1969年)です。この作品の主人公は、学生ではなく先生ですが、全寮制のパブリックスクールに赴任してきた堅物の教師が、徐々に人間味のある人物へと変化していく過程を丹念に描いた佳作です。

続いて『いまを生きる』(1989年)。こちらも全寮制学校の教師を主人公にした名作。規律と伝統を重んじる校風に風穴を開ける主人公と生徒たちの絆と葛藤を見事に描ききりました。

メインテーマとともに映画史にその名を残す『炎のランナー』(1981年)。スポーツ映画の金字塔ともいえる本作ですが、こちらも大学を舞台にした学園物語という側面が見られます。
学園物語の舞台を大学まで広げると、もっともオススメしたい作品が登場します。

落ちこぼれ学生たちがエリート学生たちにひと泡吹かせる名作コメディ『アニマル・ハウス』(1978年)です。当時、『サタデー・ナイト・ライブ』で人気を博し、後に『ブルースブラザース』(1980年)に出演するジョン・ベルーシの映画デビュー作です。負け犬たちが奮起する(間違った方向に)姿に爆笑すること請け合いの学園コメディの傑作です。

学園コメディといえば『スクール・オブ・ロック』(2003年)を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか? 当代きっての人気コメディアンのひとり、ジャック・ブラックの代表作のひとつです。教材としてロックを生徒たちに押しつけるなりきり教師の暴走っぷりが見所です。全編を通して流れるロックの名曲にニヤリとする音楽ファンも多い作品です。


ここまで洋画を中心に学園映画のオススメ作品を紹介してきましたが、最後に邦画のオススメ作品を紹介したいと思います。

バレー部のカリスマ、桐島の不在によって起こる人間ドラマを描いた日本映画史に名を残す傑作『桐島、部活やめるってよ』(2012年)。同じ時間の出来事を複数のキャラクターの視点で何度も描き直すことで、「桐島の不在」が立体的に浮かび上がり、物語のクライマックスでキャラクターたちの感情が一点に集中するという群像劇のお手本のような作品。

公開時、話題になった作品ですので、ご覧になられた方は多いと思いますが、まだ見ていないという方はぜひご覧ください。

ところで、毎度突然ではございますが、この「アメコミ魂」、次週より執筆担当が代わります。 おおよそ4ヶ月間、当ブログに執筆して参りました。短い間でしたが、ご愛顧いただき誠にありがとうございました。

もちろん当ブログ自体はこれからも更新されていくので、引き続き宜しくお願いします。

では、また来週!


(文責・山口侘助)

2016年4月19日火曜日

黒人ヒーロー、ブラックパンサーの魅力

「アメコミ魂」をご覧の皆さま、こんにちは!

マーベル・シネマティック・ユニバース、今年の注目作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の公開まで残り10日間になりました!
予告編を見ると、気になるヒーローの姿が見られますね。ネコ科の猛獣を思わせる漆黒のボディスーツを身にまとったこのヒーロー、熱心なアメコミファンの方ならもちろんご存じですよね。そう、ブラックパンサーです。

近年、映画に取り入れられているカリやシラットなどの東南アジアの格闘技と、ネコ科の動物の動きをミックスしたような独特なアクションが特徴的で、本編ではどんな活躍を見せるのか、今から楽しみです。

さて、このブラックパンサー、どういうヒーローかというと、アフリカの秘境にある王国ワカンダの王にして科学者。超科学と超人的な肉体を武器に、王国への脅威に立ち向かいます。

黒人ヒーローですが、キャラクターを生み出したのはスタン・リーとジャック・カービーの白人コンビ。コミックに初登場したのは1966年です。

ファンタスティック・フォー#52に、ファンタスティック・フォーを罠にかける謎の敵として登場します。このときは、FFのメンバーたちを翻弄し、彼らを敗北寸前まで追い詰めました。

日本ではあまりなじみのないブラックパンサーですが、本国アメリカでは、とくに黒人のコミックファンの間で絶大な人気を得ています。 

2005年にスタートした『ブラックパンサー』誌の最初のストーリー・アーク(エピソードのまとまり)である『BLACK PANTHER: WHO IS THE BLACK PANTHER』のカバーには、ジギー・マーリ(※1)とアイス・キューブ(※2)がコメントを寄せています。
(※1)ボブ・マーリーの息子で、レゲエ・ミュージシャン
(※2)ラッパー、俳優。伝説的なヒップホップグループ、N.W.A.の元メンバー

このヒーローが、ブラックカルチャーのなかで強く支持されているということの一つの証明かも知れません。

さて、この度ShoPro Booksでは、この『BLACK PANTHER: WHO IS THE BLACK PANTHER』を『ブラックパンサー:暁の黒豹』として明日420日に発売します。
ブラックパンサー:暁の黒豹
レジナルド・ハドリン[作]
ジョン・ロミータJr.
定価:本体2,600円+税
◆2016年4月20日頃発売◆

本書は、1998年に創刊されたシリーズに続く2番目のシリーズです。1998年版シリーズが、平凡な白人の役人エバレット・ロスの視点から謎めいたアフリカの王を描く複雑な展開でカルト的な評価を受けたことに対して、本作では映像業界で長く活躍してきたレジナルド・ハドリンが脚本を務め、ジョン・ロミータ・Jr.のダイナミックな絵を活かし、キャラクターの成り立ちを盛り込みつつも最後の決戦まで一気に読ませるエンターテインメント色の強い作品になっています。

ハドリンはその後もブラックパンサーの脚本を務め、X-MENのイベント『ハウス・オブ・M』とのタイイン、X-MENとのクロスオーバー、マイノリティ系ヒーローと次々に共演するエピソード、“ブラックパンサーの結婚”と、その後ファンタスティック・フォーへの一時加入や代替わりなども経験しつつ、ハドリン担当期は2000年代後半を駆け抜けました。


今年、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で映画デビューを飾ったブラックパンサーの単独映画の公開も決まっています。監督には『クリード チャンプを継ぐ男』のライアン・クーグラーを起用し、ブラックパンサー役には『ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~』で主演を務めたチャドウィック・ボーズマンが抜擢されました。


今後のマーベル・シネマティック・ユニバースでも重要な役割を果たしていくであろうブラックパンサー、ぜひコミックでその魅力を感じてもらい、映画も楽しんでもらえたらと思います。



さて、今週金曜日(4/22)、筆者がホストを務めるトークイベントが、新宿ネイキッドロフトで開かれます。当ブログでも折に触れて「アメコミと映画」について語ってきましたが(今回もですが……)、改めてトークイベントでアメコミ映画について語り倒そうと思います。2016年の最注目作、〝俺ちゃん〟が活躍するあの映画のこぼれ話なんかも……するかもしれません。

ご観覧を希望の方は以下の詳細から予約してください。

4月22日(金) 18時30分開場/19時開演
【予約】1,800円 【当日】2,300円(飲食別)
山口侘助 presents 「アメコミ魂」出張版!
白熱トークライブ「これからのアメコミ映画の話をしよう」 with 中沢俊介
【出演】山口侘助(ライター) 【ゲスト】中沢俊介(翻訳家)
「アメコミ魂」出張版と題して、アメコミ映画の歴史、前提となる基礎知識を解説した上で、これからのアメコミ映画についてブログ「アメコミ魂」の執筆を担当しているライター・山口侘助とアメコミ翻訳家の中沢俊介が三幕構成で語り尽くします。
《一幕》「アメコミと映画 歴史編」
前期/連続活劇(40~50年代)→中期/スーパーマン、バットマンの映画化、各社が制作したアメコミ映画(70年代後期~90年代)→現在/出版社スタジオのシネマティック・ユニバース展開(マーベル・シネマティック・ユニバース、DCエクステンデッド・ユニバース、その他)の流れを解説。
《二幕》『アメコミと映画 これからのアメコミ映画~シネマティック・ユニバース解説』
より具体的に、今のアメコミ映画のメイン潮流であるマーベル・シネマティック・ユニバース、DCエクステンデッド・ユニバースの、それぞれの特徴、今後の展開などを、予想を交えつつ紹介。
2大潮流から外れる、X-MENやデッドプール、非ヒーロー物(『シンシティ』、『300』など)などの映画作品や、ドラマ作品にも言及します。
《三幕目》「アメコミと映画 手法編」
アメコミを映画で描く際の手法の変化をエポックメイキングな作品をピックアップして紹介。
《終幕》プレゼント抽選会
筆者山口と中沢氏が色々なプレゼントを用意するのでお楽しみに。

それでは今週はこの辺で。また来週お会いしましょう!


(文責:山口侘助)

2016年4月12日火曜日

デッドプール&ホークアイ新刊情報!

「アメコミ魂」をご覧の皆さま、こんにちは!

新年度が始まり、もうすぐ2週間が経とうとしていますが、学校や職場など、環境がガラリと変わった方も多いかと思います。当ブログも、更新日の変更など、プチリニューアルしましたが、今後とも変わりないご愛顧をお願いします。

さて今回は、明日413に発売されるデッドプールとホークアイの新刊情報のご紹介です。まずは、『デッドプールVol.4:デッドプール VS. シールド』から。
デッドプール Vol.4: デッドプール VS. シールド
ジェリー・ダガン、ブライアン・ポゼーン[作]
スコット・コブリッシュ、マイク・ホーソーン[画]
定価:本体1,800円+税
◆2016年4月13日頃発売◆
本書は「マーベル・ナウ!」以降の『デッドプール』のレギュラーシリーズの2025号(201425月)をまとめた単行本の日本語版です。

作家チームは、シリーズを通して脚本を務めるジェリー・ダガンブライアン・ポゼーンのコンビと、こちらもシリーズではすっかりお馴染みのスコット・コブリッシュマイク・ホーソーンが作画を担当しています。

シリーズ第1巻で因縁が生まれたシールド隊員ゴーマンに対して、デッドプールがいよいよ復讐を果たします。本シリーズは過激なバイオレンス描写が大きな特徴となっていますが、本書ではそこにブラックなユーモアと映画のパロディを投入し、読者に強烈な印象を残すエピソードとなっています。

とくに、ゴーマンとテロ組織アルティメイタムのヘリキャリアにデッドプールが乗り込んでからの展開は、映画『エイリアン』(1979年公開)のパロディが満載で、映画ファンならニヤリとする描写が詰まっています。第1巻『デッドプール Vol.1:デッド・プレジデント』から始まった物語の完結する重要な1冊となっているので、デップーファンの方はぜひお手にとってください!


さて、お次は『ホークアイ:リオ・ブラボー』のご紹介です。
ホークアイ:リオ・ブラボー
マット・フラクション[作]
デイビッド・アジャ他[画]
定価:本体2,200円+税
◆2016年4月13日頃発売◆
本書は20128月に創刊された『ホークアイ』シリーズの単行本第4巻で、本書をもってこのシリーズは大団円を迎えます。

前巻『L.A.ウーマン』でアメリカ大陸の東と西に分かれたクリント・バートンとケイト・ビショップ、2人のホークアイ。その活躍を交互に追っていて、第3巻がケイト編、そして第4巻がクリント編としてまとめられています。

本書に収められている“アメリカ手話”を大胆に取り入れた第19章は、第2巻『リトル・ヒッツ』収録の「ピザ犬の冒険」と並ぶ、実験的なスタイルが最大の特徴で、ニューヨーク・タイムズ紙にも取り上げられました。

ライターのマット・フラクションには二人の子どもがいます。どちらも聴覚に不自由はありませんが、幼い頃、コミュニケーション方法の一つとして手話を教えていたということが、このエピソードに大きな影響を与えているようです。

本書には、手話が学べる子ども向けテレビ番組『サイニング・タイム』の制作者であるレイチェル・コールマンが相談役として参加しています。

初登場から半世紀以上経つキャラクターの歴史を掘り起こし、新たな光を当てた見事なシリーズでした。アメコミ・ファンの方々には、ぜひシリーズを通して読んでいただきたい作品です。

ともにあ味わい深い魅力を放つ“冗舌な傭兵”ことデッドプールと“常人ヒーロー”ことホークアイ。そんな2人が共演する『ホークアイ VS. デッドプール』が525日に発売されます。ハロウィンの一夜を舞台に、ヴィランたちと闘いながらシールドがらみの殺人事件を追うエピソードです。

デッドプールとホークアイ。この2人はコミックだけでなく、映画の分野でも活躍するヒーローたちです。

ホークアイはご存じの通りマーベル・シネマティック・ユニバースの重要なキャラクター。429日に公開される『シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ』にも登場します。

またデッドプールは、映画『デッドプール』が61日に公開されます。コミックファンのみならず、映画ファンにとっても見逃せないヒーローたちといえるでしょう。



マーベル・コミックス、DCコミックス、どちらもシネマティック・ユニバースを展開している昨今、ますますアメコミと映画の関連性は深まっていくことが予想されます。

それでは今週はこの辺で。また来週お会いしましょう!


(文責:山口侘助)

2016年4月5日火曜日

【特報】 新刊情報!AmeComi Lineup 2016

いつも「アメコミ魂」をご愛読いただき、誠にありがとうございます。

新学期を迎えた方、入学式あるいは入社式を迎えた方も多いのではないのでしょうか。我々も新たな期の始まりを迎えましたので、心機一転がんばっていこうと思います!

ここ最近は、山口氏が執筆を担当しておりますが、今回は皆様にお知らせすることがいくつかありますので、久々に自分が寄稿します。最後までぜひお読みください。

更新日の変更

今月より「アメコミ魂」は、“毎週月曜日20時更新”から“毎週火曜日正午更新となります。小社のアメコミ邦訳版は水曜日に発売することが多いので(地域によって多少異なります)、その前日にあたる火曜日の更新とさせていただきました。今後ともよろしくお願いいたします。


2016年度アメコミ刊行ラインナップ

さて、早速ですが、この場を借りて、バラエティに富んだ2016年のアメコミ新刊ラインナップを紹介したいと思います。こちらの情報は、ShoPro Booksホームページにも原書イメージ付きで掲載しております。まだ企画中のものもございますので、今後はホームページのほうで随時情報を更新してまいります。今回の発表以外にも緊急刊行もありますので、本ブログやShoPro Booksホームページ及び公式Twitter & facebookをチェックしてください!
※タイトル及び刊行スケジュールは変更する場合もございます。ご了承ください。

では、参りましょう!

■4月13日頃発売
『デッドプール Vol.4:デッドプールVS.シールド』
因縁の敵とついに対決!?
ゴーマン捜査官をボッコボコに叩きのめす!!
ジェリー・ダガン、ブライアン・ポゼーン[作]
スコット・コブリッシュ他[画]
仕様:B5判変・並製・136頁・本文4C
定価:本体1,800円+税
※3巻連続“オリジナルしおり”プレゼントキャンペーン実施!


『ホークアイ:リオ・ブラボー』
常人ヒーロー“ホークアイ”こと
クリント・バートンの戦い、ついにクライマックス!
マット・フラクション[作]
デイビッド・アジャ、フランチェスコ・フランカビラ他[画]
仕様:B5判変・並製・162頁・本文4C
定価:本体2,200円+税


■4月20日頃発売予定
『ブラックパンサー:暁の黒豹』
アフリカの超国家ワカンダの王にして
スーパーヒーロー“ブラックパンサー”登場!
レジナルド・ハドリン[作]
ジョン・ロミータJr.[画]
仕様:B5判変・並製・200頁・本文4C
定価:本体2,600円+税


『ゴッサム・アカデミー』
ゴッサムシティの名門校“ゴッサム・アカデミー”。
そこで繰り広げられる学園物語とは……。
ベッキー・クルーナン&ブレンデン・フレッチャー[作]
カール・カーシル[画]
仕様:B5判変・並製・160頁・本文4C
定価:本体2,200円+税


■5月18日頃発売予定
『ソー&ロキ:ブラッド・ブラザーズ』
ロキがアスガルドの支配者に!?
禁断のアスガルド史……。
ロバート・ローディ[作]
エサッド・リビッチ[画]
仕様:B5判変・並製・152頁・本文4C
定価:本体2,200円+税


■5月25日頃発売予定
『ホークアイ VS. デッドプール』
“冗舌な傭兵”と“常人ヒーロー”。
おなじみ2大キャラがついに手を組んだ!!
ジェリー・ダガン[作]
マテオ・ロリ、ヤコポ・カマーニ[画]
仕様:B5判変・並製・160頁・本文4C
定価:本体2,200円+税

『クァンタム&ウッディ 3』
都会ではトンデモ事件が発生!
彼らは真のヒーローになれるのか!?
ジェームズ・アスムス[作]
トム・ファウラー他[画]
仕様:B5判変・並製・144頁・本文4C
定価:本体2,100円+税


■5月31日頃発売予定
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ:プレリュード』
映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の
プリクエル・コミック、発売決定!
ウィル・コロナ・ピルグリム他[作]
シモン・クドランスキー他[画]
仕様:B5判変・並製・144頁・本文4C
定価:本体2,000円+税

『グレイソン』
『フォーエバー・イービル』の衝撃を経て
ディックを待ち受ける予測もつかない運命……。
ティム・シーリー&トム・キング[作]
ミケル・ハニン他[画]
仕様:B5判変・並製・160頁・本文4C
定価:本体2,200円+税


■6月15日頃発売予定
『デッドプール:ドラキュラズ・ガントレット』
デッドプールにロマンス到来!?
“結婚”へと至る重要エピソード、待望の邦訳化!
ジェリー・ダガン、ブライアン・ポゼーン[作]
スコット・コブリッシュ他[画]
仕様:B5判変・並製・200頁(仮)・本文4C
定価:本体2,400円+税


『ハーレイ・クイン:パワー・アウテイジ(仮)』
映画『スーサイド・スクワッド』にも登場
ダントツ人気のダーク・ヒロインが再び大暴れ!!
アマンダ・コナー、ジミー・パルミオッティ[作]
チャド・ハーディン他[画]
仕様:B5判変・並製・208頁(仮)・本文4C
予価:2,600円


■6月22日頃発売予定
『デアデビル:イエロー(仮)』
スタイリッシュでスリリングな
“デアデビル”誕生秘話!
ジェフ・ローブ[作]
ティム・セイル[画]
仕様:B5判変・並製・168頁(仮)・本文4C
予価:2,200円


『ティーン・タイタンズGO!(仮)』
アニメでおなじみ!
少年少女のヒーロー・チームが大活躍!!
J・トーレス[作]
トッド・ナウク他[画]
仕様:B5判変・並製・144頁(仮)・本文4C
予価:2,000円


■7月13日頃発売予定
『デッドプール Vol.5: ウェディング・オブ・デッドプール』
シリーズ屈指の人気エピソード
「ウェディング・オブ・デッドプール」、ついに邦訳化!
ジェリー・ダガン、ブライアン・ポゼーン[作]
スコット・コブリッシュ他[画]
仕様:B5判変・並製・168頁(仮)・本文4C
定価:本体2,100円+税


『デスストローク:ゴッズ・オブ・ウォーズ(仮)』
本名:スレイド・ウィルソン……
DCユニバース最強の傭兵が立ち上がる!
トニー・S・ダニエル[作・画]
仕様:B5判変・並製・144頁(仮)・本文4C
予価:2,000円


■今夏発売予定
『パシフィック・リム:テイルズ・フロム・ドリフト(仮)』
完全新作エピソード!
タシット・ローニンやコヨーテ・タンゴが怪獣と激突!
トラビス・ビーチャム他[作]
マルコス・マルツ[画]
仕様:B5判変・並製・112頁(仮)・本文4C
価格未定


『バットマン/スーパーマン/ワンダーウーマン:トリニティ(仮)』
DC3大ヒーローの初めての出会いと
共闘を描いた名作が登場!
マット・ワグナー[作・画]
仕様:B5判変・並製・208頁(仮)・本文4C
価格未定


『X-MEN: シーズンワン(仮)』
チーム結成当初の活躍を、
実力派の作家陣が描き下ろした格好の入門作!
デニス・ホープレス[作]
ジェイミー・マッケルビー[画]
仕様:B5判変・並製・136頁(仮)・本文4C
価格未定


『デッドプール Vol.6: オリジナル・シン(仮)』
明かされるデッドプールの秘密……
ダズラー、セイバートゥース、アルファ・フライトが登場!
ジェリー・ダガン、ブライアン・ポゼーン[作]
ジョン・ルーカス、スコット・コブリッシュ他[画]
仕様:B5判変・並製・144頁(仮)・本文4C
価格未定


『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:チームアップ(仮)』
あのガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが
アベンジャーズなどの面々と競演!
ブライアン・マイケル・ベンディス他[作]
アーサー・アダムス他[画]
仕様:B5判変・並製・144頁(仮)・本文4C
価格未定


『キャプテン・アメリカ:ホワイト(仮)』
キャップが振り返る、バッキーとの冒険の日々……
名コンビによる幻のシリーズがついに刊行!
ジェフ・ローブ[作]
ティム・セイル[画]
仕様:B5判変・並製・160頁(仮)・本文4C
価格未定


『ミュータント タートルズ 4』
続編映画、日本公開決定!
いよいよ動き出す、クランゲ将軍の野望……
ケビン・イーストマン他[作]
アンディ・クーン[画]
仕様:B5判変・並製・104頁(仮)・本文4C
価格未定


『スーサイド・スクワッド:バジリスク・ライジング(仮)』
劇場映画、9月に日本上陸!
決死隊に迫る、次なる危機とは!?
アダム・グラス[作]
フェデリコ・ダロッチオ[画]
仕様:B5判変・並製・192頁(仮)・本文4C
価格未定


『スター・トレック/グリーン・ランタン:スペクトラム・ウォー(仮)』
『スター・トレック Beyond』2016年夏全国公開。
最後のフロンティアで展開される、驚異のクロスオーバー!
マイク・ジョンソン[作]
アンヘル・エルナンデス[画]
仕様:B5判変・並製・140頁(仮)・本文4C
価格未定


■今秋発売予定
『デッドプール Vol.7: アクシス(仮)』
デップー、禅に目覚めて暴力を返上、
“禅プール”になる!?
ジェリー・ダガン、ブライアン・ポゼーン[作]
マイク・ホーソーン、スコット・コブリッシュ他[画]
仕様:B5判変・並製・136頁(仮)・本文4C
価格未定


『ジャスティス・リーグ:インジャスティス・リーグ(仮)』
『フォーエバー・イービル』が終焉し、
世界の正義が一変する!?
ジェフ・ジョーンズ[作]
ダグ・マーンキ、ジェイソン・ファボック他[画]
仕様:B5判変・並製・256頁(仮)・本文4C
価格未定


『バットマン/ジョーカー:エンドゲーム(仮)』
『喪われた絆』を超える衝撃……
最凶の男が帰ってくる!!
スコット・スナイダー[作]
グレッグ・カプロ[画]
仕様:B5判変・並製・334頁(仮)・本文4C
価格未定


『バットマン/レッドフード:ロストデイズ(仮)』
ジェイソン・トッドに何が起こったか?
驚愕の復活に至るまでの秘話を描く!
ジャド・ウィニック[作]
ジェレミー・ホーン、パブロ・ライモンディ[画]
仕様:B5判変・並製・144頁(仮)・本文4C
価格未定


『ムーンナイト〈上〉(仮)』
本名マーク・スペクター。多重人格者……
異彩を放つマーベル・ヒーロー、日本デビュー!
ブライアン・マイケル・ベンディス[作]
アレックス・マリーブ[画]
仕様:B5判変・並製・176頁(仮)・本文4C
価格未定


『デッドプール Vol.8: オール・グッド・シングス(仮)』
デッドプール死す!?
“マーベル・ナウ!”版シリーズ、ついに完結!
ジェリー・ダガン、ブライアン・ポゼーン[作]
サルバ・エスピン、スコット・コブリッシュ、マイク・ホーソーン[画]
仕様:B5判変・並製・176頁(仮)・本文4C
価格未定


『ムーンナイト〈下〉(仮)』
ウルトロンの“体”を巡る、
カウント・ネフェリアとの戦いの行方は……?
ブライアン・マイケル・ベンディス[作]
アレックス・マリーブ[画]
仕様:B5判変・並製・112頁(仮)・本文4C
価格未定


『フラッシュ:ゴリラ・ウォーフェア(仮)』
フラッシュ、ローグズ、そしてグロッド……
三つ巴の激闘がいよいよ始まる!
フランシス・マナプル&ブライアン・ブッチェラート[作・画]
仕様:B5判変・並製・176頁(仮)・本文4C
価格未定


『レッドフード&アウトローズ:リデンプション(仮)』
アーセナルとスターファイヤー……
新たな仲間を迎えたジェイソン・トッドの活躍!
スコット・ロブデル[作]
ケネス・ロカフォート[画]
仕様:B5判変・並製・160頁(仮)・本文4C
価格未定


『バットガール:バーンサイド(仮)』
バーバラ・ゴードンの新たなる冒険を描いて
大好評のフレッシュなシリーズ、日本上陸!
ブレンデン・フレッチャー、キャメロン・スチュアート[作]
バブズ・ター[画]
仕様:B5判変・並製・176頁(仮)・本文4C
価格未定


『デッドプール VS. サノス(仮)』
冗舌な傭兵と最強の暴君……
宇宙を揺るがす因縁の対決、開幕!!
ティム・シーリー[作]
エルモ・ボンドック[画]
仕様:B5判変・並製・112頁(仮)・本文4C
価格未定


『サノス・ライジング(仮)』
マーベル映画の今後を左右する
破壊の申し子のルーツがここに!
ジェイソン・アーロン[作]
シモーネ・ビアンキ[画]
仕様:B5判変・並製・120頁(仮)・本文4C
価格未定


『ジャスティス・リーグ:ダークサイド・ウォー 1(仮)』
すべてはこの時のためにあった……
迫りくる最強の敵との全面対決!
ジェフ・ジョーンズ[作]
ジェイソン・ファボック[画]
仕様:B5判変・並製・176頁(仮)・本文4C
価格未定


『ドクター・ストレンジ:シーズンワン(仮)』
至高の魔術師の修行時代を描く、
映画公開前の予習にうってつけの1冊!
グレッグ・パック[作]
エマ・リオス[画]
仕様:B5判変・並製・136頁(仮)・本文4C
価格未定


■今冬発売予定
『インフィニティ・ガントレット(仮)』
すべてはここから始まった……
名作シリーズ、時を越えてふたたび!
ジム・スターリン[作]
ジョージ・ペレス、ロン・リム[画]
仕様:B5判変・並製・256頁(仮)・本文4C
価格未定


『ミュータント タートルズ:アドベンチャーズ』
アニメ“旧亀”から生まれた
ゆかいなシリーズが日本上陸!
デイブ・ガルシア他[作・画]
仕様:B5判変・並製・120頁(仮)・本文4C
価格未定


『ミュータント タートルズ 5』
宇宙からの侵略者……
クランゲ将軍との抗争がいよいよ頂点に!
ケビン・イーストマン他[作]
ベン・ベイツ[画]
仕様:B5判変・並製・104頁(仮)・本文4C
価格未定


『バットマン:ノーマンズ・ランド 3』
ベイン、ジョーカー、そしてハーレイ・クイン……
無法地帯と化したゴッサムに結集するヴィランたち!
チャック・ディクソン、ラリー・ハマ他[作]
マイク・デオダート・ジュニア、ポール・グレイシー他[画]
仕様:B5判変・並製・520頁(仮)・本文4C
価格未定


いかがでしたでしょうか? 先にも申しましたが、上記以外にもまだ発表できない作品がいくつもありますので、今後のアナウンスをご期待ください! もし「邦訳してほしい作品がなかった!」と思ってしまった方がいれば、ぜひ下記にある「邦訳希望アンケート」にご協力ください。皆様のご意見、お待ちしております。(※現在はいったん終了しています)


愛読者はがき

毎月の新刊に封入されている「愛読者はがき」の返信は、部署全員が目を通しています。いつも大変参考になるご意見ばかりで本当に感謝しております。まさに我々にとっての宝物です。この「愛読者はがき」をもっと活用するために、このたび、「愛読者はがき」のデザインを少し変えさせていただきました。集計をしやすくさせることを念頭に、より皆様のご意見を反映できるように、邦訳希望作品欄は1作品に絞らせていただいております。

もっと編集部に色々伝えたいという方は、このサイトの下段にある赤いボタンの「邦訳希望アンケート」からご意見をお送りいただくか、ShoPro Booksホームページの「お問い合わせフォーム」をご利用ください。(※現在はいったん終了しています)

もしTwitterアカウントをお持ちの方は、小社の公式アカウントをぜひフォローしていただき、お気軽にお問い合わせください!
◆ShoPro Books公式アカウント◆ @ShoProBooks


アメコミ邦訳希望アンケート実施中(※現在はいったん終了しています)

いつもご覧いただいている「アメコミ魂」のサイトのいちばん下にある赤いボタンを押していただくと、通常は「感想を送る」ためのフォームに切り替わりますが、アンケート期間中は「邦訳作品アンケート」ボタンとなり、アンケートに答えていただくためのフォームに切り替わります。

以前までよく行っていたツイッター上のアンケートと違い、ツイッターアカウントを持っていない方でも気軽に参加できます。お名前も実名ではなくニックネームでもOK、メールアドレスも記載したくない場合は記載しなくてかまいません。あまり制限を設けると参加していただく人が少なくなるので、その辺りは多少緩くしています。できるだけ多くの方の声を聞きたく、アンケート実施期間も約一ヶ月といたしました。ただし、お答えいただく邦訳希望作品は、1作品だけ挙げていただくようにしています。皆様には邦訳希望作品、好きなキャラクター、好きな作家をお答えいただきたいのですが、各々一つだけご記入ください。ご協力のほどよろしくお願いいたします!
■アンケート実施期間:2016年4月2日~2016年5月3日頃(約一ヵ月間)【終了】
■「お名前(ニックネーム可)」「メールアドレス」「邦訳希望作品」「好きなアメコミキャラクター」「好きなアメコミ作家」をご記入いただき、「送信」ボタンを押してください。


イベントのお知らせ

前回の投稿で山口氏自ら告知していましたが、ライター・山口侘助と翻訳家・中沢俊介のイベントを下記のとおり開催いたします。二人とも“世を忍ぶ仮の姿”で、我が編集部に籍を置き、アメコミ邦訳版を編集する仕事をしておりますが、今回は“本来の姿”でイベントを行うそうなので(笑)、お時間のある方はぜひ遊びに来てくださいね! 僕らも今回はお客さんとして遊びに行く予定です。ちなみに翌日のネイキッドロフトさんでは、20周年を迎えた豆魚雷さんのアメコミnight!が開催されます!
4月22日(金) 18時30分開場/19時開演
【予約】1,800円 【当日】2,300円(飲食別)
山口侘助 presents 「アメコミ魂」出張版!
白熱トークライブ「これからのアメコミ映画の話をしよう」 with 中沢俊介
【出演】山口侘助(ライター) 【ゲスト】中沢俊介(翻訳家)
「アメコミ魂」出張版と題して、アメコミ映画の歴史、前提となる基礎知識を解説した上で、これからのアメコミ映画についてブログ「アメコミ魂」の執筆を担当しているライター・山口侘助とアメコミ翻訳家の中沢俊介が三幕構成で語り尽くします。
《一幕》「アメコミと映画 歴史編」
前期/連続活劇(40~50年代)→中期/スーパーマン、バットマンの映画化、各社が制作したアメコミ映画(70年代後期~90年代)→現在/出版社スタジオのシネマティック・ユニバース展開(マーベル・シネマティック・ユニバース、DCエクステンデッド・ユニバース、その他)の流れを解説。
《二幕》『アメコミと映画 これからのアメコミ映画~シネマティック・ユニバース解説』
より具体的に、今のアメコミ映画のメイン潮流であるマーベル・シネマティック・ユニバース、DCエクステンデッド・ユニバースの、それぞれの特徴、今後の展開などを、予想を交えつつ紹介。
2大潮流から外れる、X-MENやデッドプール、非ヒーロー物(『シンシティ』、『300』など)などの映画作品や、ドラマ作品にも言及します。
《三幕目》「アメコミと映画 手法編」
アメコミを映画で描く際の手法の変化をエポックメイキングな作品をピックアップして紹介。
《終幕》プレゼント抽選会
小社からもアメコミをご用意しました。その他にも山口氏と中沢氏が色々なプレゼントを用意しているそうですのでお楽しみに。

今後ともShoPro Booksをご愛顧いただきますよう、引き続きよろしくお願いいたします。


(文責:山本将隆)