今回は、7月刊行の新刊書籍『キングスマン:ザ・シークレット・サービス』をご紹介します!
『キングスマン:ザ・シークレット・サービス』 マーク・ミラー[作] デイブ・ギボンズ[画] マシュー・ヴォーン[原案] 定価:本体2,000円+税 ●2015年7月30日頃発売予定● |
主人公は、イギリスの最下層で救いのない日々を送っている少年エグジー。ある日、そんな姿を見かねた叔父のジャックから、彼は驚くべき秘密を告げられます。
「じつは自分はMI6のスパイなんだ」
MI6といえば、「007」シリーズでもおなじみのイギリスの秘密情報部!
もちろん「殺しのライセンス」も持っています。
そしてエグジーは、腕利きのスパイである叔父に才能を見込まれ、エリートぞろいのスパイ学校に入学することになるのですが、知識も教養もない最下層の落ちこぼれエグジーは仲間たちから浮くばかり。
一方その頃、セレブリティばかりが狙われる誘拐事件が世界各地で多発し、世間を騒がせていました。叔父のジャックは事件解決へと乗り出すのですが……。
はたして、エグジーは自分の運命を変えることができるのか? そして、頻発するセレブ誘拐事件の裏にひそむ巨大な陰謀から世界を救うことができるのか!?
……というのが本作のあらすじ。
物語は、セレブ誘拐事件とエグジーの成長とが同時進行で描かれていきます。
ちなみにこの「セレブ誘拐事件」は『キック・アス3』のラストでもちらっと言及されており、『キック・アス』シリーズはじめ、『ネメシス』『スーパークルックス』など他の“ミラーワールド”作品と同一世界上の物語として描かれています。
もちろんスパイ映画につきものの、さまざまなスパイ道具、ガジェットも登場。「007」に代表される正統派のスパイ作品へのオマージュを随所に盛り込みながら、マーク・ミラーらしい風刺や遊び心満載の作品となっています。
そして、本作のプロット、作品そのものの共同原案者として『キック・アス』の映画監督マシュー・ヴォーンが名を連ねていることにも注目です。
マーク・ミラー×マシュー・ヴォーンのコンビで制作し、世界中で大ヒットを記録した映画『キック・アス』シリーズですが、本作も、マシュー・ヴォーン監督により『キングスマン』のタイトルで映画化され、海外では、すでに全世界4億ドル超えのメガヒットを記録。そして、いよいよ9月11日(金)に映画『キングスマン』が日本で公開されます!
映画『キングスマン』 9.11[FRI]全国ロードショー 配給:KADOKAWA ©2015 Twentieth Century Fox Film Corporation kingsman-movie.jp |
映画『キングスマン』予告
それでは!
(文責:澤田美里)