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2019年12月17日火曜日

MARVEL編集部公式!『マーベル・シネマティック・ユニバース ガイドブック』で次なるフェーズに備えよ!



アメコミ魂をご覧の皆さま、こんにちは!

2019年ももうすぐ終わりますね。今年は映画『アクアマン』『シャザム!』『キャプテン・マーベル』『アベンジャーズ/エンドゲーム』『X-MEN: ダーク・フェニックス』……そして世界中で大ヒットを記録した『ジョーカー』など、アメコミ原作の映画が多数公開された年でもありました。

来たる2020年5月には、MARVELの人気キャラクターブラック・ウィドウを主役にした映画が日米同時公開されますね!
詳しい内容はまだ明かされていませんが、ブラック・ウィドウの過去と秘密が描かれるとか……。どんな作品になるのか、今から楽しみにされている方も多いのではないでしょうか?

さて、本日はそんな映画ファンの方にもオススメしたい1冊! MARVEL編集部公式のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のガイドブックマーベル・シネマティック・ユニバース ガイドブックをご紹介します。

▐ 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』以降7作品を徹底紹介

▲『マーベル・シネマティック・ユニバース ガイドブック』書影

2019年6月に発売したこちらのガイドブック。184ページというボリュームの中では、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』から『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』まで7作品にわたる登場人物や組織、兵器の情報を一挙にご紹介しています。

収録されている作品は、以下の7作品になります。

【収録作品】
・キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
・アントマン
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
・アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
・シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
・ドクター・ストレンジ
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス

なんとこのガイドブックはアメリカのMARVEL編集部公式のガイドブック! そのため、映画ファンはもちろん、コミックファンも楽しめる要素が盛りだくさん。

来たる次回のフェーズに備えてMCU作品を総復習できちゃいます!

▐ コミックとの比較が楽しい!


MARVEL編集部公式本ならではの見どころは、なんと言ってもコミックにおける設定が掲載されていること。

いつ登場したのか、コミックではどんな設定なのか、どんな格好をしているのか……。ほぼすべての項目において、これらが紹介されています。



MARVEL作品ではおなじみのアントマンですが、コミックではどのように描かれているかご存知ですか?(アメコミ魂をご覧いただいている方はご存知かもしれませんね!)

映画の設定とコミックの設定を比較して読むことができるので、映画ファンの方も新たな発見があるはず! まさにコミックファンの方も、映画ファンの方も楽しめるガイドブックとなっています。


また、登場人物だけでなく、施設や兵器などのアイテムの比較も掲載。
これらを詳しく知ることで、よりMCUの世界に入り込めるかもしれませんね。

▲『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のイメージイラスト

そしてコミックファンの方は必見! それぞれの作品の章には原作コミックのイラストも収録。映画の世界観をイラストで楽しむことができます。

▐ ファンならニヤリとする?小ネタも満載


紹介している情報のほか、劇中に出てきた、いわゆる“小ネタ”も細かくカバーしており、ファンなら思わずニヤリと笑ってしまう情報があるかもしれません。
中には、この本で初めて明かされる情報もあるそうですよ。


例えば、“ドクター・ストレンジ”に登場するウォンの項目には「彼は西洋の最新ヒット曲を愛聴している。」との一文が(クリックもしくはタップで拡大できます)。音楽を聴きながら仕事をすることもある、ウォンらしい小ネタです。

ちなみに個人的に好きな小ネタは、アントマン(スコット・ラング)の「彼は前科を隠して働こうとしたものの、すぐにサーティワンアイスクリーム社の調査力を思い知った。」です(笑)。
みなさんもぜひ、好きな作品の項目を読み込んでみてください!

▐ 年末年始の長期休みにはMCU作品を振り返ろう!


通常ご紹介しているアメコミと違い、かなりの文字数を誇るボリュームですが、その分読み物としても十分楽しめる『マーベル・シネマティック・ユニバース ガイドブック』。年末年始の長いお休み、このガイドブックを片手に、MCU作品を見返してみてはいかがでしょうか?

それでは本日はこのあたりで失礼します。
来週はクリスマスにぴったりな「あの作品」をご紹介するかも……?
次回の更新もお楽しみに!

(文責:松本)
© 2019 MARVEL 


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2016年11月1日火曜日

異彩を放つマーベル・ヒーロー、ムーンナイト
いよいよ日本デビュー!


「アメコミ魂」読者のみなさん、グーテン ターク!

先々週になりますが、今年も世界最大の書籍見本市であるフランクフルト・ブックフェアに参加するため、ドイツへ出張に行っていました。

滞在中は残念なことに雨が降る日も多く、ヨーロッパの気候は日本に比べて、1ヶ月ほど先行しているような寒さでした。

そんな寒さを吹き飛ばす熱気に包まれたブックフェアですが、なぜ開催地がドイツのフランクフルトなのか? ふと疑問に思い調べてみたところ、15世紀半ばにヨハネス・グーテンベルクがフランクフルトに近いマインツという場所で活版印刷を発明したことから開催されたとのこと。

500年以上の歴史があり、いまも世界各国からフランクフルトに多くの人が集まるこのイベントは地元の人々の誇りであるかのようにも感じました。


さて、先週の記事にもありましたように今回から当ブログはアメコミ編集部員によって執筆していきます。各自が編集を担当する新刊タイトルを中心に、いろいろとご紹介できればと思っておりますので、引き続きよろしくお願いします。

今回ピックアップするタイトルですが数々のマーベル・ヒーローのなかでも一際異彩を放つ『ムーンナイト/光』(11月16日頃発売)をご紹介します。

Ⓒ 2016 MARVEL
なぜ今、ムーンナイトなのか?

みなさんそう思われることでしょう。

振り返ること、約2年前の出来事です。私がマーベル・ヒーローといえば、キャプテン・アメリカをはじめとしたアベンジャーズやスパイダーマンといったメジャー級なキャラクターしか知らなかった頃、ムーンナイトに出会ってしまいました。

怪しげな月のマークを胸に付け、真っ白いコスチューム、フード、マスクに身を包んだその姿を見たとき衝撃が走りました。

しかも、スーパーヒーローによくある特殊能力がないうえに、銃などの飛び道具も使用しないファイティングスタイル……正直、時代遅れとしか言いようのないこのムーンナイトですがなにか不思議な魅力を感じたのであります。

そのときからずっとあたためていた、ムーンナイトの日本デビューがいよいよ決まり、この度刊行となりました。


ムーンナイトこと本名マーク・スペクターの初登場は1975年。

60年代にメジャー級ヒーローが多く登場していた頃から比べるとかなり遅れていますね。

その後、時代の変化とともに実は心を病んでいるという設定が付け加えられ、本作においてもマーベル・ユニバースで特に人気のある3人のスーパーヒーローが彼の頭のなかで存在するという一風変わったストーリー展開となっています。


それでは、あらすじを簡単にご紹介します。

キャプテン・アメリカ。ウルヴァリン。スパイダーマン。

彼ら3人のアベンジャーズは、バックアップにするには最高にパワフルなヒーローたちだ。ただ問題は、彼らはムーンナイトの頭のなかにだけいるということ。つまり彼らは、ムーンナイトことマーク・スペクターの幻覚だったのだ……。

なんとか心のバランスを取り戻そうとしていたスペクターの前に、危険な行動に出た犯罪組織のボスが現れた。一時的に機能停止に陥ったウルトロンのロボット・ボディを売買しようというのだ。

はたしてムーンナイトは正気を取り戻してこの危険な行為を阻止できるのか!?


このようにキャプテン・アメリカやウルヴァリン、スパイダーマンは本作においてはあくまでもムーンナイトの脳内バディたちとして登場し、彼にいろいろなアドバイスをしてくれたりといつもとは違うかたちで大活躍です(笑)。

肝心なムーンナイトも、アメリカ西海岸を拠点とするヴィランたちによる犯罪グループことナイトシフトや、マーベル・ユニバースでも最強のスーパーヴィランの一人であるカウント・ネフェリアを相手にどう立ち回るのか!?

このスリリングな展開を、ぜひとも本書にてお楽しみください!

そして、タイトルからもお分かりのとおり本作は上・下巻にて刊行となります。

月をイメージして、上巻を"光"とし下巻は"影"とつけました。

L.A.を舞台に繰り広げられる、この多重人格で怪奇なヒーロー活躍劇の結末を収録した『ムーンナイト/影』(仮)は2017年早春に刊行を予定しております。




最後に、先月23日(日)に東京ビッグサイトで行われました海外マンガフェスタ2016に出展してきました。海外コミックの物販をメインに、『塩素の味』『ポリーナ』のバスティアン・ヴィヴェス氏と『ゴッサム・アカデミー』のアーティストであるカール・カーシル氏のサイン会を行いました。

たくさんの方々にご参加いただき、サイン会は大盛況でした。ありがとうございました!
また機会があれば、アーティストのサイン会を実施できればと思います。


それではまた次回に。
Danke!


(文責:渡辺直経)


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2016年9月6日火曜日

スースクにパシリム、デップーにタートルズ……
ここ3ヶ月の新刊を一挙紹介!


読者の皆様、お久しぶりです! 「アメコミ魂」ライターの乙間です。

約1ヶ月半ぶりの投稿となります。「アメコミ魂」は少し長い夏休みをいただきましたが、その間も、小社では多くの邦訳アメコミを発売しました。今回は、お休みをいただいた期間に刊行された新刊情報をまとめてご紹介したいと思います。ここ最近の邦訳ラッシュは目を見張る勢いですが、それゆえに「え? もう出てたの?」と気づかないうちにすでに刊行されていたなんてことはよくありますよね。今回の記事を見て、読もうと思っていた作品に気づいていただければ幸いです。また、この期間に発売された作品は、映画に絡んだものも多いので、トレーラーなどの公式映像のリンクを貼りました。あわせてご覧ください。

では、明日発売の注目作からご紹介します。

◆レッドフード&アウトローズ、明日発売!◆

レッドフード&アウトローズ

TM & ⓒ 2016 DC Comics. All Rights Reserved.
二代目ロビンことジェイソン・トッド扮するレッドフード、グリーンアローの元相棒アーセナル、そしてタマラン星の王女スターファイヤー……心に傷を負っていた3人のヒーローの間に絆が生まれ、レッドフード&アウトローズは結集した。しかし、その絆は、世界を救えるほど強いものといえるのか……。レッドフードを訓練した神秘組織オール・カーストと、邪悪な古代種族“無銘者”の間で戦争が勃発し、3人が巻き込まれてしまう。レッドフード&アウトローズは戦う意味もわからぬままに、ゾンビと化した戦士僧、改造手術を受けた異星人排斥主義者、そして不死の暗殺者と戦うことになるのだが……。

ライターのスコット・ロブデルが綴るレッドフードとアーセナルの軽妙な会話。そして、ケネス・ロカフォートが描く妖艶なスターファイヤー。日本の読者からの支持も高かった本誌がようやく刊行されることになりました!個人的にはアートがイチオシですので、ぜひご堪能ください。

●「アメコミ魂」関連記事●
・『バットマン:アンダー・ザ・レッドフード』を語る
・『バットマン:バトル・フォー・ザ・カウル』を語る


◆8月24日発売、邦訳アメコミ3作品◆

スーサイド・スクワッド:バジリスク・ライジング

TM & ⓒ 2016 DC Comics. All Rights Reserved.
タスクフォースX――またの名はスーサイド・スクワッド。それは、減刑と引き換えに集められたスーパーヴィランたちの特殊部隊。彼らの素性を知る者は誰もいない……。彼らは、ゴッサムでの任務で大きな痛手を負ってしまった。そんな折に、チーム誕生の当初から隠されていた恐るべき秘密が明らかとなる。……チーム内に裏切り者がいたのだ。アマンダ・ウォラーの暗殺とスーサイド・スクワッドの存在を暴露するため、ウォラーと敵対する秘密結社バジリスクの首領レギュラスが訓練したスパイがチーム内に送り込まれていた。ハーレイ・クインはジョーカーのために仲間を裏切り、複数の人格の間を揺れ動いている。裏切り者はハーレイなのか? それとも、自殺願望を抱くデッドショットなのか? スーサイド・スクワッドは正体不明のスパイを抱えたまま、レザレクションマンことミッチ・シェリーを捕獲する任務に送り出される。この任務の目的が、レギュラス率いるバジリスクを殲滅させようとするウォラーの計略であることをスーサイド・スクワッドの面々は知る由もなかった……。

本書は、第1巻スーサイド・スクワッド:悪虐の狂宴に続く、第2巻にあたります。物語もググッと深くなっていき、これからの展開が楽しみな作品です。9月10日公開の映画が話題になっておりますが、映画を観る前に原作コミックシリーズを読んでおくと、設定や背景を把握することができて、映画がいっそう楽しめるはずです。事前情報なしで先入観を持たずに映画を観たい人は、映画を観た後にはぜひ原作コミックを読んでみてください。新たな発見があるはずです。ちなみに、映画はマーベルしか観たことがない、DCコミックスは初めてという方は、下記の映像を観ておくといいかと思います!

▲映画『スーサイド・スクワッド』キャラクター特別映像(公式)

●「アメコミ魂」関連記事●
・ヴィランの特攻部隊「スーサイド・スクワッド」とは?
・ポップアイコンになったヴィラン、ハーレイ・クインの魅力
・そのハチャメチャぶりはデッドプールに匹敵する!? 注目度No.1ヒロイン“ハーレイ・クイン”第2巻、発売!


パシフィック・リム:ドリフト

© 2016 Legendary Comics, LLC. All Rights Reserved.
映画『パシフィック・リム』の感動ふたたび――イェーガーの前に立ちふさがる新たなKAIJU……壮大な戦いは終わらない! 『パシフィック・ リム』の監督ギレルモ・デル・トロと原案・脚本を担当したトラビス・ビーチャムが書き下ろした前日譚コミックパシフィック・リム:イヤーゼロに続き、完全新作の本書でもイェーガーとKAIJUの胸躍る戦いが描かれている。続編が待ちきれない全国の“パシリム”ファンに贈る至高の物語。本作の主役となるのは、映画では充分に語られることのなかった第一世代のイェーガー“タシット・ローニン”と、パイロットであるジェソップ夫妻。他にもスタッカー・ペントコストやコヨーテ・タンゴ、そして初お目見えとなるイェーガーやKAIJUも続々と登場する。伝説のイェーガー“タシット・ローニン”の、世界の存亡をかけた戦いが、いま始まる!

“パシリム”と聞いただけで、「タララ~ラララ~♪」と、あのテーマ曲がすぐ脳内再生してしまうあなたは、絶対に本書を読まなければならない(笑)。本書の巻末付録もなかなか充実しているので、ファンにとっては嬉しいかぎりなのですが、伝説の『パシフィック・リム:ビジュアルガイド』が再版されれば最高なんですけどね……(汗)。

▲映画『パシフィック・リム』予告(公式)

●「アメコミ魂」関連記事●
・『パシフィック・リム:イヤーゼロ』を語る

キャプテン・アメリカ:ホワイト

ⓒ 2016 MARVEL
ジェフ・ローブ&ティム・セイルのアイズナー賞コンビによって鮮やかかつ痛切に描かれる、マーベルを代表するヒーローたちの、愛と喪失と悼みの物語! スティーブ・ロジャースにとって、己が時代から切り離された男として生きる最大の苦しみは、親友を失った男として生きることだった。亡くなった相棒のことを嘆くスティーブ・ロジャースは、二人の友情がかつてない試練を浴びたある夜の出来事を思い返していた。海の底から険しい頂きまで、ハウリング・コマンドー部隊と共に命がけの行軍を行った夜のことを。それは、炎と煙と雪に覆われ、恐るべき敵と驚くべき味方とが姿を見せた戦いだった。そしてその旅路の果てには、レッドスカルが待ちかまえていた。彼こそ、キャップたち全員が立ち向かうすべての悪を象徴する、残虐にして恐るべき敵であった……。

本作は、スパイダーマン:ブルーデアデビル:イエローに続く、カラーシリーズ第3弾です。このシリーズは、今は亡き人に想いを馳せ、回想シーンで物語が進むのが特徴です。バッキーはのちにウィンター・ソルジャーとして復活しますが、最愛の友を失った当時のスティーブの気持ちを考えると切なくてたまりませんね……。読者のレビューも好評ですので、ぜひご一読を。

▲映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』本編プレビュー映像(公式)

●「アメコミ魂」関連記事●
・『喪われた絆』前夜祭! 『バットマン:笑う男』再読
・アベンジャーズ、再びアセンブル!
・『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ:プレリュード』 読者待望の『グレイソン』、2冊同時発売!
・絵本のような名作『スパイダーマン:ブルー』を紹介
・ジェフ・ローブ&ティム・セイルの名作カラーシリーズ 注目の『デアデビル:イエロー』を紹介!

◆8月10日発売、邦訳アメコミ3作品◆

デッドプール Vol.6:オリジナル・シン

ⓒ 2016 MARVEL
デッドプールの娘が生きていた――“結婚”の次は“父親”になる!? デッドプールの“過去”に関する手がかりを追うプレストン捜査官は、衝撃的な事実を発見する。デッドプールの娘が生きていたのだ……しかし、その娘はあるテロリストに命を狙われていた。父親であるデッドプールはといえば、吸血鬼との戦いに忙殺されている。デッドプールは吸血鬼の邪悪な牙を逃れて、娘を守りきることができるのか? そもそも、この娘はどこから来たのか? ヒーローの過去が明かされたミステリアスなクロスオーバー作品“オリジナル・シン”の外伝、早くも邦訳決定! さらに、グリム&グリッティな90年代を描いたエピソードでは、デッドプールの暗い過去におけるもっとも暗い秘密が明らかにされる……。

あっという間に、シリーズ第6巻となりました。本シリーズは第8巻が最終巻となりますので、本書を含めてあと3巻しかないと思うと、なんだか寂しいですね……なんて、思っていたら映画『デッドプール』のBD/DVD発売がもうすぐじゃないですかッ! 詳しくは↓

 ▲『デッドプール』9.7先行デジタル配信/10.5ブルーレイ&DVDリリース(公式)
  
●「アメコミ魂」関連記事●
・ 運命の出会『デッドプール:ドラキュラズ・ガントレット』全国の書店さん/ネット書店さん等にて発売!
・えっ? あのデップーさんがついに結婚!? 「ウェディング・オブ・デッドプール」いよいよ発売!

ガーディアンズ:チームアップ

ⓒ 2016 MARVEL
宇宙最凶チーム“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”とスーパーヒーローたちがチームアップ! アベンジャーズ、X-MEN、ロナン……スーパーヒーローたちとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーがどう競演するのか?――アベンジャーズと宇宙の危機に立ち向かったあとは、巨大な宇宙的パワーを巡ってX-MENと共にクリー人との戦いに身を投じ、ロナンと戦いに挑む! そして宇宙の賞金稼ぎであるガモーラは地球に降り立ち、標的のシーハルクと大激突! その間にロケット・ラクーンは動物ヒーローだけで結成されたチーム、ペット・アベンジャーズとタッグを組み、動物ヴィランと対決を果たす! かわいくて癒される動物ヒーローが大活躍のペット・アベンジャーズのミニエピソードも同時収録!

2016年版のShoPro Booksカタログ(図書目録)がそろそろ出来上がる頃ですが、このカタログのキャラクターを描いていただいているグリヒル先生の作品が本書には収録されています。とっても可愛いのでぜひチェックしてくださいね。

▲映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』本編プレビュー映像(公式)

●「アメコミ魂」関連記事●
・『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』前日譚、発売

ミュータント タートルズ 4

© 2016 Viacom International Inc. All Rights Reserved. Nickelodeon, Teenage Mutant Ninja Turtles, and all related titles, logos and characters are trademarks of Viacom International Inc. © 2016 Viacom Overseas Holdings C.V. All Rights Reserved. Teenage Mutant Ninja Turtles, and all related titles, logos and characters are trademarks of Viacom Overseas Holdings C.V. Based on characters created by Peter Laird and Kevin Eastman.
いよいよ明らかになるクランゲ将軍の正体と野望……。一方、街には新たなミュータントが現れ、タートルズが大ピンチに!? 大ヒット公開中の映画『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』では、ビーバップ&ロックステディ、クランゲといった有名キャラも登場して昨年以上の盛り上がりをみせている。コミック最新刊でも、クランゲ将軍の秘密がいよいよ明らかに。一方でフット軍団のシュレッダーも、一度は敗北を喫したタートルズに対して策略をめぐらす。さらに、街では新手の凶暴なミュータントが暴れだした! タートルズの4人はピンチを切り抜けられるのか!?

小社が扱っているタートルズの邦訳コミックは、本作で6作目。あと2作品の刊行が予定されています。タートルズの原作は、実はアメコミなんです。映画をキッカケにタートルズを知った人は、ぜひ原作コミックシリーズにも触れてみてください!

 ▲映画『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』インターナショナルトレーラー(公式)

●「アメコミ魂」関連記事●
・アメコミ版『ミュータント タートルズ』ついに登場!
・先だし情報!『ミュータント タートルズ大全』とは!?

◆7月27日発売、邦訳アメコミ◆

トリニティ バットマン/スーパーマン/ワンダーウーマン

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 闇の騎士、鋼鉄の男、アマゾンの王女……地球を守るために、DCコミックスを代表する永遠不滅の三大ヒーローが集結! バットマンの宿敵ラーズ・アル・グールが、スーパーマンのクローン、ビザロを仲間に引き入れたとき、バットマンはスーパーマンとワンダーウーマンを招集。今まさに迫った地球規模の危機を回避するため、伝説的な同盟がここに誕生する! アイズナー賞を受賞した作家マット・ワグナーの代表作、ここに堂々の邦訳化!

DCを代表する三大ヒーローの初邂逅を描いた読み切り作ですので、映画でワンダーウーマンに注目した人や、これからDCコミックス・デビューしようと思っている人にはうってつけの作品です。すでに発売されている『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』とあわせて、本書を読んでみてはいかがでしょうか?

▲映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』特別映像(公式)

●「アメコミ魂」関連記事●
・「バットマンVS.スーパーマン」特集第一弾!
・「バットマンVS.スーパーマン」特集第二弾!



夏休み明けの勢いで、1万字ほどの「アメコミ魂」の原稿を書き上げていたのですが、実は昨日、ちょっとした手違いでデータを消去してしまい……本日の午前中に慌てて原稿を書き直していたという何とも情けない私ですが、今後ともよろしくお願いいたします。

さて、次回のアメコミ魂は、注目の「BATMAN DAY」とそれに合わせて発売する小社作品をご紹介したいと思います。

では、また来週火曜日の正午に。

(文責:乙間萌生)


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2016年5月31日火曜日

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』前日譚&
読者待望の『グレイソン』同時発売


読者の皆様、こんにちは! 「アメコミ魂」ライターの乙間です。

明日はいよいよ映画『デッドプール』の公開日ですね。いまから楽しみにしている「アメコミ魂」読者も多いのではないでしょうか。映画を観たら、きっと原作コミックも読みたくなるはずですので、デッドプールについて書いてある「アメコミ魂」の記事のリンクを貼っておきます。前回も新刊ホークアイ VS. デッドプールに関する記事でしたので、よろしければそちらもご覧ください。お気に入りのコミックが見つかるといいですね。

皆様にあえて推薦するとすれば、ソー&ロキやハルクなどがゲスト出演している読み切り作品デッドプールの兵法入門か、デッドプールのキャラクターを把握でき、さらに別紙の解説書も充実しているデッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウスがいいと思います。個人的に好きなのは、様々な作家の作品が読める短編集デッドプール:デッド・ヘッド・リデンプションと、デッドプールの悲しい過去が明かされるデッドプールVol.3:グッド・バッド・アンド・アグリーです。

【「アメコミ魂」デッドプール関連記事一覧】
『デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス』を語る
いま日本で一番ホットなアメコミ「デッドプール」を語る
短編集『デッドプール:デッド・ヘッド・リデンプション』
デップー、今度は最凶のシンビオート・カーネイジと激突!
デッドプール×スパイダーマン×ハルク、三つ巴で大乱戦!
ファン待望の邦訳化! メイド姿のデッドプールが大暴れ!!
まさかの作家デビュー!? 『デッドプールの兵法入門』
デッドプール再始動! 新シリーズの魅力をご紹介!!
【デッドプール新刊情報】 物語はついに佳境に突入!!
皆さま、お待たせしました! デッドプール再々始動!!
デッドプール&ホークアイ新刊情報!

さて、デッドプールの話はここまでにして、本日発売のアメコミ邦訳版の話に戻ります。この2作品もとても面白いので、劇場の帰り道、書店さんに立ち寄ったらぜひ手に取ってみてください!

では、MARVEL繋がりでシビル・ウォー/キャプテン・アメリカ:プレリュードから先にご紹介しましょう。
ⓒ 2016 MARVEL
本書は、映画『アベンジャーズ:プレリュード』の頃から小社より適宜刊行している、マーベル・シネマティック・ユニバースの前日譚コミックシリーズです。映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』をすでにご覧になった方ならお分かりかと思いますが、表紙の写真は、空港(飛行場)でキャップチームとアイアンマンチームが対峙する、興奮度MAXの一場面ですね。左からジェレミー・レナー演じるホークアイ(クリント・バートン)、エリザベス・オルセン演じるスカーレット・ウィッチ(ワンダ・マキシモフ)、クリス・エヴァンス演じるキャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)、セバスチャン・スタン演じるウィンター・ソルジャー(バッキー・バーンズ)です。

そして、このチームにポール・ラッド演じるアントマン(スコット・ラング)が加わるのですが、彼は緊張感のある戦いの場面にユーモアを与えてくれる貴重な存在です。さらに、マーベル・シネマティック・ユニバース初登場となるスパイダーマンもアニメのスパイダーマンに近い、親しみやすいキャラクターになっていました。もちろん、恒例となっているスタン・リー大先生のカメオ出演もあります(後半に注目です!)。この映画は、『キャプテン・アメリカ』の第3弾にあたるのですが、出演陣の顔ぶれを見るかぎり、実質『アベンジャーズ』と言っても過言ではありません。まだ映画を観ていない方はぜひご覧になってください。

本書の収録作品には、映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に繋がる『アイアンマン3』と『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』のMCUコミックが入っています。過去の映画を観なおさなくともこれを読めば大筋を把握することができるはずです。そして、映画本編の冒頭でクロスボーンズ(ブロック・ラムロウ)が登場するのですが、このシーンに繋がる前日譚を描いたインフィニット・コミック、さらに原作のシビル・ウォー第1話が収録されています。

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ:プレリュードは、各作品がどう繋がっていたのか、直前に何が起こっていたのかなどを知ることができるので、映画を観た後でも充分楽しめると思いますよ。また、来たるべきMovieNEXの発売にも備えることができますので、一読の価値ありです!


次に、発売前から話題沸騰の『グレイソン』をご紹介しましょう。
TM & ⓒ 2016 DC Comics. All Rights Reserved.
今回の日本語版ロゴは、いかがでしょうか? 原書のロゴのイメージを崩さず、インパクトもあり、「スパイ大作戦」のような雰囲気を醸し出していると個人的には感じました。日本語版のロゴを作るといつも賛否両論あるそうなのですが、今回は、称賛していただいてる声のほうが比較的多いみたいですね。
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さて、本書を読む前に、まず『フォーエバー・イービル』で起こった出来事を思い出してください(『フォーエバー・イービル』についてはこちらをお読みください)。ナイトウィングとして活躍していたディック・グレイソンは、ジャスティス・リーグの歪んだ鏡像であり、殺人鬼集団であるクライム・シンジケートの一人スーパーウーマンにマスクを剥がされ、正体が世間に晒されてしまいます。ディック・グレイソンは、ナイトウィングとしてのヒーロー活動ができなくなり、世間的には死亡したことになる……というところが本書には描かれております。

そして、この状況を利用したグレイソンは、極秘スパイ組織スパイラルの秘密を探るために、スパイラルの新人工作員“エージェント37”となって活動していく、というのが本書『グレイソン』です。スパイラルは、危険な臓器を回収し、さらにヒーローたちの素性を暴こうとする怪しい組織。グレイソンは、彼らの怪しい行動を“マローン”という人物に逐次報告する二重スパイを行っています。その“マローン”というコードネームを使用しているのは……もちろん、バットマンことブルース・ウェインです(しっかりバットマンも登場しますよ!)。彼らの師弟関係(親子関係?)、友情関係が垣間見えるのもファンにとっては嬉しいですね。また、グレイソンは、グレーなスパイ稼業の中でもヒーローとしての己の考えを貫こうとしており、悩みながら活動に従事するのですが、その描写も読み応えがあります。
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本書には、先日重版が決定した『DCキャラクターズ:オリジン』(DCキャラクターのオリジンを収録した原書「シークレット・オリジン」を日本で再編集したコミック)で収録できなかったディック・グレイソンの「シークレット・オリジン」が冒頭に入っているのも嬉しいですね。まず「ディック・グレイソンとは?」を把握してから、『グレイソン』本編を読みすすめることができる。アメコミ初心者にとっても、親切な構成ですよね。

本編が終わると、巻末には「グレイソン:フューチャーズ・エンド」が収録されております。ちょっと注意していただきたいのですが、これは5年後の未来を舞台にしたイベント「フューチャーズ・エンド」のタイイン作品です。ゆえに本編とは関係がありませんので、こちらは短編として読んでください。お読みいただければわかるのですが、この短編の構成が殊に秀逸なので、ぜひ何度も味わってみてください。ただし、本編の続きだと思ってそのまま読んでしまうと、頭に疑問符が沸いてくるかもしれないので、「グレイソン:フューチャーズ・エンド」は独立した作品としてお楽しみください。


来週は、シクラーとの運命の出会いを描いた『デッドプール:ドラキュラズ・ガントレット』を紹介します。
ⓒ 2016 MARVEL

では、また来週火曜日の正午に。

(文責:乙間萌生)


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2015年7月15日水曜日

アベンジャーズ、再びアセンブル!

「アメコミ魂」読者のみなさま、こんばんは!

前回の更新では『A+X:アベンジャーズ+X-MEN=最強』をご紹介したように、今月発売予定の新刊を続々と取り上げてお届けしていますが、今回ご紹介するのは『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン:プレリュード』というタイトルです。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン/プレリュード』
ウィル・コロナ・ピルグリム他[作]
ジョー・ベネット他[画]
 光岡ミツ子[訳]
定価:本体2,200円+税
●7月29日頃発売●
本書は、7月4日(土)に公開された映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に合わせて出版する映画関連コミックになります。

この『プレリュード』シリーズですが、過去にも『アベンジャーズ:プレリュード フューリーズ・ビッグウィーク』『アイアンマン3:プレリュード』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:プレリュード』といったタイトルをマーベル・スタジオズ映画公開に関連して刊行してきました。

シリーズ名にある『プレリュード』が示すとおり、本書には『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の前日譚にあたるストーリーはもちろんですが、映画を観る前の復習に最適な前作『アベンジャーズ』コミカライズ作品やウルトロンやヴィジョンといった新キャラクターが登場する名作コミック・エピソードも併せて収録しています!

それでは、収録作品を簡単にご紹介します。

冒頭を飾るのは、『アベンジャーズ』のコミカライズ作品になります。

巨大なパワーを手にしたロキと、地球侵略を狙う異星人チタウリに地上最強のヒーローたちが立ち向かいます。ニューヨークの中心部で繰り広げる迫力のバトルと、ブラック・ウィドウにハルク、キャプテン・アメリカ、アイアンマン、ソー……アベンジャーズ結成の瞬間を再び目撃し、前作の出来事をばっちり押さえておきましょう。

そして、前作の興奮を甦らせたあとは、いよいよ『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の前日譚にあたる『ディス・セプタード・アイル』につながっていきます。

タイトルの「セプター」とは『アベンジャーズ』で、サノスがロキに渡した槍を指します。映画でもキーアイテムとなる、この槍を巡る展開はいかに!? 

また、このストーリーは『キャプテン・アメリカ/ウインター・ソルジャー』のエンドクレジット後のシーンを詳しく描いた内容となっています。どこかの地下室で、ロキの槍を前に笑みを浮かべる男の姿。そして、牢屋のなかで超能力を発揮する双子(映画を観た方は、お分かりですね!)。
あの時、一体何が起こっていたのかがここで解き明かされます。


本書の後半は、映画にも登場したウルトロン、ヴィジョンに関連した名作エピソードが続きます。

まずは、ヴィジョンの初登場エピソードである1968年刊行の『アベンジャーズ』#57-58です。
登場キャラクターには、初代アベンジャーズのメンバーでもあるアントマンことハンク・ピムやそのピムの恋人で、のちに妻となったワスプ(ジャネット・ヴァン・ダイン)に加え、お馴染み、ブラック・ウィドウやホークアイも活躍します。

見どころは、60年代の作品というマーベル・アンソロジー的な雰囲気とやはり、ホークアイがここで着ているコスチュームでしょう!

今ではすっかり映画のイメージに似せた、コスチュームが定着しているせいか、この時のコスチュームはなかなかのデザインです……。

ヴィジョンに続いては、映画のタイトルにもある驚異のキャラクターウルトロンの初登場を描いた『アベンジャーズ』#54-55が収録されています。

映画ではアイアンマンこと、トニーが「ウルトロン計画」に着手しその生みの親となりますが、原作コミックではまた違う設定で描かれていることに驚くことでしょう。
一体、誰がウルトロンを作ったのか? その驚愕の事実を、ぜひ本書を手に取って確認してみてください!

最後の収録作品は、2011年刊行の『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』から試し読みとして、1話を楽しむことができます。

タイトルは映画と同じになっていますが、内容としては時間軸の異なる次元を舞台にしたストーリーで、映画とは違うものになります。

キャラクターはアベンジャーズの面々に加え、スパイダーウーマン、ミズ・マーベル、ムーンナイトも登場し、ヴィランにはウィザードやマッド・シンカー、モードックにレッド・ゴーストといった顔ぶれ。

圧倒的な力を有するウルトロンに、ヒーローたちはどう立ち向かうのか? 

クラシックなコミックが続いたあとだからでしょうか。比較的新しいタッチの絵や、ストーリー展開に新鮮さを感じる印象を受けました。

映画を観る前でも、観たあとでも楽しめる『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン:プレリュード』今月29日頃、発売予定です!

また、マーベル新作ヒーロー映画『アントマン』今年9月に公開予定となっておりますが、そのプレリュード作品も現在編集中です。

こちらの発売は来月中旬を予定していますので、是非『アントマン:プレリュード』も楽しみにしていただければと思います。

それではまた次回に。


(文責:渡辺直経)

2015年7月8日水曜日

アベンジャーズとX-MENが共演!極上の短編集が登場!

「アメコミ魂」読者のみなさま、こんばんは。

7月から毎週水曜更新にリニューアルした「アメコミ魂」ですが、今回から7月発売予定の新刊を続々とご紹介して参ります!

さて、みなさんは先日(7/4)公開を迎えた映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』はもうチェックされましたか? 映画に合わせて関連コミックスも盛り上がる中、今回はアベンジャーズが活躍する、ひと味違った新刊をご紹介いたします!
『A+X:アベンジャーズ+X-MEN=最強』
ダン・スロット他[作]
ロン・ガーニー他[画]
中沢俊介[訳]
定価:本体2,000円+税
●7月29日頃発売●
本書は、アベンジャーズX-MENの人気キャラクターの中から、それぞれ一人ずつが登場してペアを組んだストーリーをまとめた短編集です。全12話で、なんと20人以上アベンジャーズX-MEN、そしてヴィランも登場する、マーベル・ユニバースのオールスター・コミックとなっています!

『AvX』シリーズとなにが違うの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、本書はあのシリーズの後の出来事ということで、それまで敵対していた両者がペアを組み、絶妙なチームワークでヴィランに立ち向かったり、人助けをしたり、冗談を言い合ったりと、ここでしか見ることのできない共闘・共演を楽しむことができるのです!

ファンのみなさんにとっては、「マーベル・ユニバースの正史的にはいつの出来事なのか?」「『AvX』の最終話とのつながりはどうなっているの?」「あの2人の因縁はどうなった?」
などなど、気になるところかもしれません…
ただ本書は、どうかそういった難しいことはさておいて、おなじみのヒーローや、日本ではあまり見る機会のないキャラ、そして知る人ぞ知るレアキャラまで、たくさんのキャラクターの活躍を欲張って楽しめる作品として、気軽に手にとっていただきたいと思います。

それでは、気になる全12話の登場キャラクターと組み合わせを一挙にご紹介します!

◆ キャプテン・アメリカ + ケーブル
時空を超えて、第二次世界大戦期のキャプテン・アメリカとケーブルが出会い、歴史を変える!?

◆ ウルヴァリン + ハルク
ケーキを巡って争う二人の前に現れた敵とは……?

◆ ブラック・ウィドウ + ローグ
休日を楽しむブラック・ウィドウの前に強敵現る! 
ローグと協力して、迫る危機から街を守れるか!?

◆ アイアンマン + キティ・プライド
アイアンマンのオフィスにブルードの兵隊が侵入! 
撃退するためにキティ・プライドがとった作戦は……?

◆ ブラック・パンサー + ストーム
元夫婦のふたりが再会。ストームがブラック・パンサーにまさかの提案!?

◆ ホークアイ + ガンビット
力を合わせて美女を敵から守る! 最後に美女のハートを射止めるのはどちら

◆ スパイダーマン + ビースト
ゾンビと戦う二人が時空を超えて迷い込んだのは、獣の惑星! ビーストに驚きの新事実発覚!?

◆ キャプテン・アメリカ + クエンティン・クワイア
エグゼビア学園の問題児クエンティン・クワイアを更正するために、キャプテン・アメリカが一肌脱ぐ

◆ アイアンフィスト + ドゥープ
格闘技の達人アイアンフィストがドゥープの友だちを助けるために体を張る! そもそもドゥープって

◆ ロキ + ミスター・シニスター
ヴィランにだってチームアップを楽しむ権利はあるんだ!

◆ ウルヴァリン + キャプテン・マーベル
賭の勝負中の二人の前に現れた、本書で初登場のキャラクターとは

◆ ザ・シング + ガンビット
過去に因縁を持つ二人が、知恵と知恵との戦い、ポーカーで勝負! でも実は別の目的が……!?

…と、見てのとおり盛りだくさんのラインナップとなっております!

そして本書は、豪華な執筆陣にも注目です。現在スパイダーマンのメインライターを担当しているダン・スロットをはじめ、X-MEN系の作品で人気の高いアーティストのクリス・バチャロや、ジム・リーとのコラボ作『バッドマン:ハッシュ』などで高い評価を受けたライターのジェフ・ローブなど、業界で注目のクリエイターが多数参加しています。

各話でクリエイターが異なるので、多様な作風を楽しむことができるのも、本書の魅力のひとつです! また、自分のお気に入りのクリエイターを探してみるのも、こういった短編集の楽しみ方の一つかも知れませんね。

そして、マーベル・ユニバースのオールスター・コミックということで、ファンのみなさんが必見なのはもちろんのこと、マーベル作品初心者のみなさんにとっても、楽しめる内容になっています。本書を読んでみて、気になったキャラクターが登場する作品を次に読んでみるなど、ショーケース的な作品としてもオススメの一冊です!

原書タイトル「A+X=AWESOME」のとおり、A(アベンジャーズ)+X(X-MEN)=最強、そして最高のエンタテインメントを是非お楽しみください。

A+X:アベンジャーズ+X-MEN=最強」は7月29日頃の発売です。

それでは、また次回お会いしましょう。


(文責:太田素子)

2014年10月27日月曜日

初心者歓迎! アベンジャーズ、アッセンブル!

『アベンジャーズ:シーズンワン』
ピーター・デイビッド[著]
アンドレア・ディ・ヴィト他[画]
定価:本体2,000円+税
●10月29日発売予定●
「アメコミ魂」読者のみなさま、こんばんは!

今回、ご紹介するタイトルは『アベンジャーズ:シーズンワン』です!

内容は、マーベルが誇る伝説のスーパーヒーローチーム“アベンジャーズ”が結成された直後の、知られざる秘話が明らかになるというストーリーになっています。

本書は2012年に公開された映画で“アベンジャーズ”を知ったファンを原作コミックにも誘導するというコンセプトから誕生しました。

どこから読み始めれば良いか迷ってしまうアメコミですが、そういったコンセプトから組み立てられた分かりやすいストーリー展開初期エピソードを収録しているという点では、特に初心者にとってはベストな一冊となっているのではないでしょうか。

主に登場するキャラクターは、キャプテン・アメリカアイアンマンソーハルクといった創立メンバーで構成され、ヴィランもロキレッド・スカルミスター・ハイドが大暴れします。
ではそんな人気ヒーローたちが勢揃いする、本書のあらすじを紹介します。

結成間もないアベンジャーズは、謎の存在によって知らぬ間に操られていたのだった。その陰謀者は、チーム間に不信の種を蒔き、アベンジャーズの団結を乱そうとしていた。ハルクはチームから追放され、アベンジャーズはいっそう疑心暗鬼にとりつかれていく……。マイティ・ソー“地球侵略を企む異星人”なのか? キャプテン・アメリカ“稀代の詐欺師”なのか? そして、アイアンマン“敵のスパイ”なのか?
アベンジャーズは、黒幕の正体を暴く前に自滅してしまうのか!? それとも、アベンジャーズの誰かがその企みを見破るのだろうか……物語は予想だにしない方向へと進んでいく――

このワクワクするような展開は、序盤から中盤にかけてはキャプテン・アメリカアイアンマンソーそれぞれの視点でストーリーが進行し、後半はアベンジャーズとしてチームで大活躍するという斬新な構成となっており、きっと一気に読み進められることでしょう。

派手なアクションも満載で、キャプテン・アメリカ VS レッド・スカルアイアンマン VS ミスター・ハイドといったスーパーヒーローとヴィランの戦いや、ソー VS ハルクといった夢の対決も見逃せません!

そしてストーリーの最後には日夜、様々な悪と戦っているスーパーヒーロー同士の会話とは思えないオチもあって、そのギャップも楽しめます。

また、巻末には貴重な資料ページも収録しています。本書の作者であり、80年代から活躍を続けているベテラン・コミックライターのピーター・デイビッドによるアウトライン(あらすじ)と、アーティストのアンドレア・ディ・ヴィトのキャラクター設定画が掲載されています。ペンシルで描かれたこれらの設定画は各キャラクターの容姿がよく分かるように描かれており、ファンにとってはこちらもお楽しみいただけると思います。

それらのペンシル画をよく見てみると、各キャラクターのコスチュームは、映画版とコミック版をミックスした独自のデザインになっていることも興味深いです。まぁ、ハルクは変わらずそのままですが……(笑)

なかでも、最もその見た目に大きな変化があるのはアイアンマンでしょう! 初期の原作コミックでは鉄人28号を思わせるようなシルエットで、目の部分に空いたスリットから外を見ているというコスチュームでした。それが本書では、みなさんもよくご存知のでカラーリングを施したメカニカルな外観と、カメラを搭載したHUD(ヘッド・アップ・ディスプレイ)が備わっており、かっこいいアイアンマンが描写されています!
そんな視点で見てみるのも、新しい発見があって面白いですね。

『ホークアイ:マイライフ・アズ・ア・ウェポン』
マット・フラクション[作]
デイビッド・アジャ他[画]
定価:本体2,000円+税
●好評発売中!●
そして、本書には『アベンジャーズ:シーズンワン』に加えて『アベンジャーズ・アセンブル』#1も収録されています。本作は2012年にリニューアルされたアベンジャーズ新シリーズの記念すべき第一話で、このストーリーで主に活躍するのは、ホークアイブラック・ウィドウです。

「アメコミ魂」の読者さんはご存知かと思いますが、あらためてご説明すると、ホークアイとは本名クリント・バートン、弓矢に関しては第一級の腕前を誇るアベンジャーズの一員です。

ホークアイについては、今年8月に刊行しました『ホークアイ:マイライフ・アズ・ア・ウェポン』でもチェックしてみてください。

そしてブラック・ウィドウとは本名ナタリア・アリアノワ・ロマノワ。超人血清のおかげで、若さを保っていられるスパイです。
そんな二人がラトベリアという地で超危険な任務に就くという内容です。緊迫したミッションが進行していくなかで、ところどころにある、“バートン節”に思わず笑ってしまいます。是非、注目してみてください。

ヴィランは、本作が初登場のゾディアックというチーム。元ヒドラ・エージェントや、元ギャングなど、名もなきヴィランたち12人からなる集団で、12星座に由来するパワーをそれぞれ持っているという特徴があります。そのうち、どの星座に由来するパワーの敵が本作には登場するのでしょうか!? 

本書を読んで、子どもの頃、強くてかっこいいスーパーヒーローに憧れたことを思い出しました。大人になった今、そんなヒーローもいつも強いばかりではなく、時には悩んだり仲間を疑ってしまったりする、どこか人間臭いところもきちんと描かれているところを理解した時、彼らをより身近な存在に感じることができたような気がします。

アメコミ愛読者の方はもちろん、初心者の方には入門書として最適な本書をお楽しみいただければと思います。

それではまた次回に。


(文責:渡辺直経)