「アメコミ魂」をご覧の皆さま、こんにちは!
今回初めて担当させていただきます。新米編集の関谷怜也です。
慣れない編集業務に奮闘しておりますが、一日も早く一人前になって、皆様の元に面白いアメコミをお届けできるように頑張りますので、よろしくお願いいたします!
さて、早速ですが、本日ご紹介するのは、11月25日頃発売の新刊、『ミュータント タートルズ:アドベンチャーズ』です。
デイブ・ガルシア、ケン・ミチロニー[作・画]
定価:本体1,800円+税
●2016年11月25日頃発売予定●
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今年は日本でも映画『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』が公開されました。賑やかなタートルズの4人の姿も皆様の記憶に新しいかと思います。
ところで、タートルズが日本で知られるようになったのいつからなのでしょうか。ここにいる皆様はすでにご存知かもしれませんが、人気のきっかけになったのは、1987年にアメリカで、そして1990年代には日本でも放送されたテレビアニメでした。(タートルズファンには当時のアニメは“旧亀”と呼ばれています。)
本書はその“旧亀”の世界観が反映されたコミックの邦訳版です!すでに4巻まで刊行しているアメコミ版『ミュータント タートルズ』シリーズとは一味違い、よりコミカルでノスタルジックなタートルズの魅力が詰まっています。装丁もレトロ感を意識して、温かみのあるクラフト紙になっております。「もはやアメコミというよりグッズとして持っていても良いかな」と皆様に思ってもらえるように工夫しました。書店で見つけたらまず手にとってみてください!
さて、ここからはストーリーについて紹介していければと思います。本書は2部構成の全4話になっており、それぞれの見どころを下記のとおりです。
第一部「帰ってきたシュレッダー」
異次元世界“ディメンションX”に閉じ込められていたシュレッダーがクランゲの手引きにより、地球に帰ってきてしまいます。しかし、クランゲから自分の力で成果をあげるように命じられたシュレッダーはフット軍団を使わせてもらえず、カメの服を着たタートルズのニセ者グループを作り、街を荒らしまわります。評判を落とされたタートルズはいったいどうなってしまうのか!? 悪いイメージを払拭することができるのか!?
タートルズの4人が公園で修行をしていると、なんと近くの湖に宇宙船が墜落!? 宇宙人を救おうとするタートルズでしたが、「“サーナスの瞳”を悪の手に渡すな」という意味深な言葉を残し消えてしまいます…… その後、タートルズはサーナスの瞳の欠片を見つけることに成功しますが、シュレッダーにまんまと奪われ、欠片の不思議な力で4人の姿は身長15cmに小さくされてしまい…… 果たして、元の姿に戻り、サーナスの瞳の欠片を守ることができるのか!?
個人的なオススメは小さくなった姿で一切れのピザを美味しそうにがっついているキュートなタートルズです!
このように、コミカルな内容で、1990年代のアニメ放送当時、ブラウン管の前で画面いっぱいに舞うタートルズ達に目を輝かせて育った現在の20代後半~30代のタートルズファンにはたまらない作品です! 何を隠そう、私もタートルズに魅了され、テレビに噛り付く勢いで“旧亀”を観ていた少年の一人でした。
“あのタートルズ”のゆかいな活躍がコミックで蘇る。そんな作品です!
さらに、本書で懐かしいタートルズに触れた後は最新のアニメ版タートルズに触れてみるのはいかがでしょうか。
ケニー・バイアリー他[作]
ダリオ・ブリスエラ[画]
定価:本体1,800円+税
●好評発売中●
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さらに、12月にはバットマンとのクロスオーバー作品である『バットマン/ミュータント タートルズ』、2017年1月には『ミュータント タートルズ5』の刊行も控えており、絶賛編集作業中です!
ジェイムズ・タイノンⅣ[作]
フレディ・E・ウィリアムズⅡ、ジェレミー・コルウェル[画]
●2016年12月15日頃登場予定●
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『ミュータント タートルズ5』
ケビン・イーストマン、トム・ワルツ[作]
ベン・ベイツ[画]
●2017年1月19日頃発売予定●
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最後までお読みいただきありがとうございました。
あぁタートルズの話ばっかり書いていたらピザ食べたくなってきた……ピザ休憩の時間ですね。
それではまた次回お会いできることを楽しみにしております!
カワバンガー!!
(文責:関谷怜也)
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