2015年11月25日水曜日

DC映画公開に備えて“オリジン”を!

皆様、こんにちは!!

そろそろ年末の足音も近づいてきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

来年のことを言うと鬼が笑うとはいえ、アメコミ魂的にいまから気になるのは、2016よりいよいよ本格化するDCコミックスの映画展開! 2013『マン・オブ・スティール』から3年弱が過ぎ、ついにDC映画のユニバースDCエクステンデッド・ユニバースDCEUが動きだします。主要な撮影が終わって、現在ポストプロダクション中の作品としては……

『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』……20163に日米同時公開! ワンダーウーマンアクアマンサイボーグの他に、どうやらフラッシュも登場するらしいとのこと。

『スーサイドスクワッド』……20168アメリカ公開デッドショットジョーカー、そしてハーレイ・クインなど、DCヴィランが大暴れする映画がついに……!

さらに、ただいま撮影中なのが、かつてシャーリーズ・セロン主演の映画『モンスター』を撮ったパティ・ジェンキンス監督の『ワンダーウーマン』。ちなみに、謎めいた企画『ジャスティス・リーグ・ダーク』も、まだ実現の可能性は消えてない模様。

一方、ここ数年好調なテレビドラマのほうも、アメリカでは910月に新シーズンが始まり、そろそろ中盤のクライマックスを迎えています。テレビ局ごとに見てみますと……

The CW……ARROW/アロー』4シーズンで、他局NBCの番組のキャラだったコンスタンティンが登場して、異例のクロスオーバーが! THE FLASH/フラッシュ』も第2シーズンに突入、来年には『レジェンズ・オブ・トゥモロー』が放送と、“アローバース”はますます拡張!

FOX……GOTHAM/ゴッサム』2シーズンが“ライズ・オブ・ヴィランズ”という副題でスタート! 来年には『ルシファー』も、地獄の王ナイトクラブを経営しながら、ロサンゼルス市警に捜査協力するという設定で放送開始。

CBS……テレビドラマ『glee/グリー』や映画『セッション』で知られる女優メリッサ・ブノワが“鋼鉄の少女”をキュートに演じる、『スーパーガール』が好調な滑り出し。

このように映画/テレビドラマどちらとも、今後いっそうの広がりが期待できるDCコミックス。そうなると首をもたげてくるのが、“このキャラって、もともとどういうヤツなんだっけ?”という、素朴ながら当然の疑問。そこで小社ではこのたび、いま話題、もしくはこれから話題になりそうなDCキャラクターの原点を、コミックとして楽しみつつ知ることができる単行本を発売させていただくことになりました。それが、今日ご紹介するDCキャラクターズ・オリジン』です!
『DCキャラクターズ:オリジン』
グレッグ・パック他[作]
リー・ウィークス他[画]
定価:1,200円+税
●2015年12月09日頃発売!●
本書の元になっているのは、アメリカで2014から翌年にかけて刊行された『シークレット・オリジンズ』。タイトルどおり、DCキャラクターの最新のオリジン(誕生秘話)を収録したシリーズです。原書は全11号で、各号に3名ずつ、計33人のキャラクターが紹介されていたのですが、今回は日本版特別編集ということで、そのなかから厳選した作品を集めて1冊にまとめさせていただきました。では本書には、どんなキャラクターのオリジンが掲載されているかというと……

スーパーマン グレッグ・パック[作]/リー・ウィークス[画
バットマン レイ・フォークス[作]/ダスティン・グエン[画]
ワンダーウーマン ブライアン・アザレロ[作]/ゴラン・スズカ[画]
ハーレイ・クイン アマンダ・コナー&ジミー・パルミオッティ[作]/ステファン・ルー[画]
グリーンランタン ロバート・ベンディッティ[作]/マルティン・コッコロ[画]
サイボーグ マーブ・ウルフマン[作]/エドガー・サラサル[画]
フラッシュ ロバート・ベンディッティ&バン・ジェンセン[作]/ミゲル・セプルベダ[画] 
アクアマン ジェフ・パーカー[作]/アルバロ・マルティネス[画
グリーンアロー ジェフ・レミア[作]/デニス・カワン[画] 
スーパーガール トニー・ビダード[作]/パウロ・シケイラ[画]
コンスタンティン レイ・フォークス[作]/リチャード・イザノブ[画]

オリジンとしてはおなじみのものから、“ニュー52を経て更新されているもの、さらにめったに読めないキャラのものまで、盛りだくさんの内容となっています。どの作品も手がけたのは第一線級の作家陣、さらに巻末には、DC映像化作品の紹介ページもありますので、入門用にも、もっと深く知りたい皆様にも、ぜひお気軽に手に取っていただければ幸いです。
▲『グリーンアロー:イヤーワン(仮)』
※原書イメージ
●近日発売!●
これからも、小社では『スーサイドスクワッド』『グリーンアロー:イヤーワン』など、映像化で話題になっているコミックをいち早く紹介していきたいと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。
▲『スーサイドスクワッドVol.1(仮)』
※原書イメージ
●近日発売!●
ではでは、今日はこんなところで失礼します。


(文責:中沢俊介)