2020年1月7日火曜日

新年あけましておめでとうございます!


アメコミ魂をご覧の皆さま、新年あけましておめでとうございます!

昨年も読者の皆さまから多くのご感想や邦訳リクエストなどを頂き、編集部一同感謝の念で一杯でございます。今年もShoPro Booksは多くのアメコミを刊行していく予定ですので、引き続き何卒宜しくお願いいたします!

さて、新年最初のアメコミ魂では、2020年公開予定のDC映画と今後の刊行スケジュールについてお話できればと思います。

▐ 今年公開のDC映画は?


昨年2019年は『アクアマン』から始まり、『シャザム』そして『ジョーカー』といったDC映画が公開されましたね。中でも『ジョーカー』はR指定映画史上初の世界興収10億ドル突破という偉業も達成する大ヒットを記録し、主演のホアキン・フェニックスはこの作品でゴールデン・グローブ賞の主演男優賞を受賞するなど、アカデミー賞にも期待がかかる作品になりました。

今勢いのあるDC映画ですが、今年2020年も既に公開が決まっている作品が2作あります!


▐ ハーレイがまたまたスクリーンで大暴れ!? 『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』


1作目は『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』です。3月20日(金)全国ロードショーと、公開まで3か月を切っており、既に待ちきれない方もいるのではないでしょうか。



ハーレイを演じるのは2016年に公開した『スーサイド・スクワッド』に引き続きマーゴット・ロビーハントレス役にメアリー・エリザベス・ウィンステッドブラックキャナリー役にジャニー・スモレット・ベル、ヴィランのブラックマスク役には、スター・ウォーズのオビ=ワン・ケノービなどで有名なユアン・マクレガーの出演が予定されています。『スーサイド・スクワッド』でマーゴット・ロビーが魅せたハーレイが、さらにパワーアップしてスクリーンに帰ってくると思うと今からワクワクしますね。

そんな『ハーレイ・クイン』に合わせてShoPro Booksは『ハーレイ・クイン&バーズ・オブ・プレイ』を刊行いたします!

こちらの作品は『ハーレイ・クイン』映画の公開を記念して刊行されたタイトルです。映画に登場する主要キャラクターである、ハーレイ・クイン、ブラックキャナリー、ハントレス、レニー・モントーヤ、カサンドラ・ケイン、ブラックマスクの6人をよく知るためのストーリーがオムニバス形式で収録されています。映画公開前に登場キャラクターについて知りたい方や、映画で各キャラクターたちに興味を持った方などに特におすすめしたい一冊となっております。映画公開前の3月12日(木)に刊行予定ですので、是非チェックしてみてくださいね!


▐ 大ヒット映画『ワンダーウーマン』の続編、『ワンダーウーマン 1984』


『ハーレイ・クイン』に引き続き、6月には『ワンダーウーマン 1984』も公開されます。





2017年に公開した『ワンダーウーマン』の続編となっており、主演は同じくガル・ガドット、監督も引き続きパティ・ジェンキンスが務めることになっております。(前作に関連した記事はこちら)。また今回の作品では、主要なヴィランにおなじみのチーターが登場するほか、前作で死亡したはずのスティーブ・トレバーがワンダーウーマンの前に姿を現すようです。一体どんなストーリーになるのか今から気になりますね!

こちらの映画にも合わせてShoPro Booksからはワンダーウーマンのタイトルを刊行予定です。刊行タイトルはまた後日、改めてお知らせいたします!


▐ 2020年刊行タイトルのご紹介


さて、改めて今年のShoPro Books刊行アメコミのご紹介をいたします。今回は3月刊行タイトルまでのご紹介をさせて頂きます!

まず、1月刊行タイトルは2タイトル、『バットマン・フー・ラフズ』『ヒーローズ・イン・クライシス』になります。

▲『バットマン・フー・ラフズ』書影

『バットマン・フー・ラフズ』『バットマン:ブラックミラー』でタッグを組んだスコット・スナイダーとジョックの作品です。『バットマン・メタル』でバットマンを苦しめた最凶の男”笑うバットマン”が、ゴッサムシティを闇に落とすために現れます。彼が今回引き連れてきたのは”グリムナイト”と呼ばれるダーク・マルチバースのバットマン。バットマンが本来使用しないはずの銃を使いこなし、笑うバットマン同様に勝つためには手段を選ばないまさに”最強の傭兵”です。この強敵と戦うため、バットマンはあらゆる力を借りることになります。その中には闇の力も……。

▲『ヒーローズ・イン・クライシス』書影

『ヒーローズ・イン・クライシス』は12月に刊行した『バットマン:ウエディング』など、リバース以降のバットマン誌を担当するトム・キングがライターを務める作品です。日々戦いに明け暮れるヒーローたちの療養施設”サンクチュアリ”で殺人事件が発生。容疑者はブースター・ゴールドハーレイ・クイン。果たして犯人はこの2人のどちらなのでしょうか。それとも……? ヒーローでも心を病むというテーマも持つこの作品。元CIAのトム・キングが自身の経験を活かしたからこそ描けるストーリーは、今までにないものではないでしょうか。アメリカでも話題になった作品です。

2月刊行予定タイトルは『バットウーマン:エレジー』『マーベル・ミャオ』の2タイトルです。




『バットウーマン:エレジー』
は、バットマンが死亡したとされる『ファイナルクライシス』後に、ゴッサムシティで自警活動を行うバットウーマンの戦いを描いたものです。
ゴッサムシティに現れた危険な犯罪教団と、それを率いる『不思議の国のアリス』に触発され、自身もアリスと名乗る謎の女。彼女らはゴッサムシティを恐ろしい死の世界に変えようと目論んでいます。果たしてバットウーマンはゴッサムシティを守り切れるのでしょうか。そして、アリスの持つバットウーマンの過去に関わる秘密とは……。『プロメテア』を担当したJ・H・ウィリアムズⅢの描くアートも含めて必見の一冊です。


▲『マーベル・ミャオ』イメージ画像

『マーベル・ミャオ』はマーベルの公式Instagramに投稿され話題を呼んだ、藤ナオさんが描くキャプテン・マーベルの飼い猫グースを主人公としたコマ漫画です。スパイダーマン、アイアンマンなどのおなじみのヒーローたちから、サノス、ヴェノムなどのこわもてヴィラン、タスクマスター、デッドプールなど人気の個性派キャラまでが登場し、気まぐれキャットに翻弄されてしまいます! マーベル・ヒーローたちの新たな魅力がたっぷり詰まった一冊です。


最後に3月刊行タイトル『ハーレイ・クイン&バーズ・オブ・プレイ』の紹介です!




こちらは先ほど、映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』のお話の中で紹介したように、映画公開を記念して刊行された、映画に登場する主要キャラクターそれぞれのストーリーをオムニバス形式でまとめた作品です。ハーレイ・クイン、ブラックキャナリー、ハントレス、レニー・モントーヤ、カサンドラ・ケイン、ブラックマスクといった6人のキャラクターの魅力を味わえる一冊となっております。表紙のアートを務めたのは『バットマン:ルール・オブ・エンゲージメント』などで知られるジョエル・ジョーンズです。映画に合わせたカラフルな表紙絵は目を惹かれますね。


今回お知らせしたタイトルは3月までのものですが、近いうちに4月以降の刊行タイトルもお知らせできれば……と考えております。是非楽しみにお待ちいただければ幸いです。


それでは、今日はこの辺で失礼いたします。

来週のアメコミ魂の更新は1月14日(火)19時~20時頃を予定しております。今年も引き続きよろしくお願いいたします!

(文責:比嘉)
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